春本番、お花見の季節がいよいよやってきます。
今年は子どもも一緒にお花見を楽しみたいと考えている人も多いかもしれません。
大人だけで行くお花見とは、準備のポイントも違ってきそうですね。そこで、お花見を楽しむ際、子どもも一緒だからこそ、あると便利なグッズをご紹介します。
子どもと一緒にお花見を楽しむポイント
子どもと一緒にお花見に行く場合、その準備のポイントは大人だけの時とは大きく異なってきます。
大人だけであれば、必要最低限をモットーに準備するかもしれませんが、子どもと一緒となれば、あれもこれも必要なものは増える一方。
一つあれば、何役もこなしてくれる。そんなお役立ちグッズを中心に準備しておくべき持ち物をまとめてみましょう。
1.ベビーカー
人出の多い中に出かけるということで、ちょっとためらってしまいがちなベビーカー。しかし、子どもを連れてのお花見には必需品です。
子どもが乗ってもよし、荷物を載せてもよし、さらにベビーチェアとしてもよし、ベビーベッドとしてもよし、1台で何役もこなしてくれます。
もちろん人が混雑する場所では、周囲に充分気をつけて操作しましょう。
2.抱っこ紐
ベビーカーがあるし、とか、もう歩き始めたし、と考えることはありません。抱っこ紐も子どもを連れたアウトドアには必需品。迷子の心配もなく、寝かしつけもスムーズです。
桜を見ながら歩く場合にも、子供の目線からでは周りの大人たちで何も見えない場合も多くなってしまいます。抱っこ紐で子どもの目線を高くすることで、子どもも一緒に桜の美しさを楽しめますよ。大人の負担も軽くなり、一石二鳥ですね。
3.レジャーシートとダンボール
レジャーシートと聞くと「そんなの当たり前!」といわれてしまいそうですが、今回おすすめしたいのは、厚手のレジャーシートです。
お花見をする時期の地面は冷たいことも多いもの。そんなとき、少し厚手のレジャーシートを用意しておけばおしりが冷たくて楽しめない…!なんてことはありません。
また、一見以外に思われるダンボールも大活躍。場所によって地面がボコボコしていることもありますが、ダンボールを敷くとクッション性ができる上、保温性があるため地面からの冷えを防ぎます。レジャーシートの下に敷いて使ってみてくださいね。
4.携帯トイレ
子どもを連れてのお花見の大問題といえば、トイレ。事前にトイレの場所を確認しておくことはもちろん必要ですが、混雑した日などはトイレの行列は必至の事態。
子供用には携帯トイレを持参しておくと重宝します。
5.新聞紙
何に使うというわけではないような?という場合でも、是非持参しておきたいのが新聞紙です。
何かをこぼしてしまった時には雑巾代わりにしたり、子どもが飽きてきたら折り紙代わりにして遊んだり、シートの下に敷いたり、風除けや雨避けと活躍の場は多々。
あると絶対重宝するのが新聞紙です。
6.ゴミ袋
アウトドアの際には必ず持参するであろうゴミ袋も少し多めに持っていきましょう。
45リットルの大きなポリ袋はシート代わりに使っても良し、コートやカバンなどをまとめて袋に入れてに地面に置くのも良し。お花見の帰りに汚れたレジャーシートをまとめるのにも重宝します。
小さなポリ袋は子供用のエプロン代わりにも使えたり、さらに空気を入れて風船状態にしたり、新聞紙をつめて簡易のボールにして遊んだり、と活躍の場面は想像以上に多くなりますよ。
7.簡易テーブル
ちょっと荷物になるので躊躇しがちではありますが、折りたたみ式のテーブルなども持参すると便利です。
特に屋外での食事に慣れていない子どもにとって、平置きの食器類からの食事は難易度が高いもの。何かとハプニングもおきやすくなります。
そこで、小さいサイズのテーブルを用意しておくと、子供の食器類を置いたり、子どもが遊びに使ったりと大活躍!アウトドアショップや家具屋さんで購入できるのはもちろん、最近は100円均一ショップなどでも手軽に購入できます。探してみてくださいね。
8.簡易テント
こちらも少々荷物になることから、躊躇しがちな簡易テント。最近はワンタッチ式で女性でも簡単に開閉できたり、コンパクトにまとまる仕様のものが増えています。
日除け対策としても、また子どもがお昼寝してしまったり、着替えが必要になった場合などに重宝します。
9.使い捨ての食器類
お花見の必需品の使い捨ての食器類。こちらも是非多めに持参しましょう。子どもはとにかく食器類をよく落とすします。慣れていない屋外での食事となれば、なおさらです。
最近はイラストの描かれた紙皿、紙コップも増えています。桜の絵柄を選べばテーブルの上も春らしくなり、さらに気分も盛り上がりそうですね。
10.ウェットティッシュと流せるティッシュ
普段からほとんどのママが持ち歩いているティッシュ類。お花見のときは、これからもぜひ多めに持っていってください。
外でのご飯はいつも以上に食べこぼしが増えます。あらかじめたくさん用意しておけば、なくなったらどうしよう、と心配になることもありません。
また、お花見会場に設置されているトイレではトイレットペーパーが切れてしまうことも。流せるティッシュを持っていけば安心です。
11.防寒グッズ
桜も咲くような季節になると、だいぶ暖かくなっているはず。とはいえ、長時間の屋外は案外身体を冷やすもの。
特に子どもは昼寝をするケースも多くなるでしょう。大人はお酒なども入って案外暖かく過ごしているかもしれませんが、子供の体温管理にも気を配ってあげるのは忘れずに!
上着類や、ブランケット類などの用意があると助かりますよ。
12.UVグッズ
一方で、春先は紫外線が案外強いもの。肌の薄い子供の皮膚にはダメージも大きくなります。UVクリームや、帽子などのUVグッズの準備も忘れないようにしましょう。
13.ペンや布テープなどの文房具
意外なところで役に立つのがペンや布テープなどの文房具類。
ペンを持っていけば紙コップや紙皿に名前を書くことができるので、「これ誰のコップ?」なんてことがなくなります。その場でメモなどもできますので、持っていて困ることはありません。
また、布テープは、レジャーシート同士を貼り付けたり、シートを地面に固定したりするときに大活躍!ただし、地面が芝生の場合は傷めてしまう原因にもなるので、コンクリートの場合にのみマナーを守って使用してくださいね。
子連れでのお花見を楽しもう!
子連れでのお出掛けは、荷物が多くなってしまうもの。特にお花見のように屋外で食事をするときは、いつもよりたくさんのものを持ち歩かなければいけないかもしれません。
けれど、備えあれば憂い無し。今回ご紹介したグッズを持っていけば、トイレの心配も、食べこぼしに慌てる心配も、寒さに凍える心配もありません。ぜひ万全の準備をしたうえでお花見に向かってください。
お花見は子どもが途中で飽きてしまうことも考えられます。新聞紙をガムテープで巻いてボールにしたり、ゴミ袋で風船を作ったりと、特別なおもちゃを持参しなくてもお花見で使えるグッズでまかなえるよう工夫してみると良いかもしれません。
また、人出の多い場所では、子どもがはぐれてしまったり迷子の心配もつきものです。ベビーカーや抱っこ紐、歩く時は必ず手を繋ぐなど、対策をしっかりしておきましょう。