スケートの本場ともいえそうな北海道。実は冬季限定の施設が多いのも特徴です。
また、本州では珍しい、屋外で本格的なスケートを楽しめるのも北海道の魅力。
氷点下の天候がアイスリンクを維持してくれるので、利用料も本州に比べると破格。中には無料で楽しめちゃうところも。
道東地方がスケートの本場として知られていますが、札幌や旭川などにも充実したスケートリンクがありますので、是非、家族で気軽に挑戦してみましょう。
アイススケートの注意ポイント
屋内外問わずスケートを楽しめる北海道。
小さな子どもはジャンプスーツを着用するなど防寒と安全に気を付けてあげましょう。もちろん手袋は必須アイテム。
期間限定のスケート場も多いので、実施期間をしっかり確認しておきましょう。
特に屋外施設においては、悪天候時には実施しないところも多くあります。
お出かけの際には、事前に確認しておくと安心です。
1.道立真駒内公園屋内競技場(真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
道立真駒内公園内にある屋内競技場。
1972年の札幌オリンピック冬季競技大会では閉会式、フィギュアスケート、アイスホッケーの舞台となった歴史と伝統ある施設です。
コンサートやイベント会場としても広く利用されていますがスケートリンクの一般開放も行われています。
【住所】
北海道札幌市南区真駒内公園1-1
【電話番号】
011-581-1972
【アクセス】
地下鉄「真駒内」駅より徒歩25分
【利用料金】
一般810円 高校生290円 中学生以下無料
2.道立真駒内公園屋外競技場(真駒内セキスイハイムスタジアム)
道立真駒内公園内にある屋外競技場。
1972年の札幌オリンピック冬季競技大会では開会式やスピードスケートの舞台となりました。
冬期間はスケート場、夏期間はテニス、フットサルコートとして一般開放もされており、スケート教室などの各種体育教室も開かれています。
【住所】
北海道札幌市南区真駒内公園3-1
【電話番号】
011-581-1961
【アクセス】
地下鉄「真駒内」駅より徒歩30分
【利用料金】
一般810円 高校生290円 中学生以下無料
3.円山競技場
陸上競技場として知られていますが1月から2月にかけての冬季には自然凍結による屋外スケート場として一般開放されています。
陸上競技場としての広さを十分に生かし、一般滑走コーナーも初心者用エリアもゆとりある広さ。
また初心者用エリアにはコーンもあり安心です。
【住所】
北海道札幌市中央区宮ケ丘3番地
【電話番号】
011-641-3015
【アクセス】
地下鉄「円山公園」駅より徒歩15分
【利用料金】
一般130円 高校生80円 中学生以下無料
4.札幌市月寒体育館
1972年の札幌オリンピック冬季競技大会でアイスホッケーの競技会場となり、現在は通年型のスケートリンクとなっている月寒体育館。
地下鉄駅からのアクセスも便利なのみ嬉しいポイント。
スケート教室などの開講もあり老若男女に広く利用されています。
【住所】
北海道札幌市豊平区 月寒東1条8丁目
【電話番号】
011-851-1972
【アクセス】
地下鉄「月寒中央」駅より徒歩1分
【利用料金】
一般580円 高校生280円 中学生以下無料
5.札幌市美香保体育館
夏季は体育館、11月から3月までの冬季はスケートリンクとして、一般開放されている美香保体育館。
1972年の札幌オリンピック、フィギュアスケートの会場として1970年に竣工されました。
夏季シーズンには、温水プールとして一般開放されていたこともあります。
【住所】
北海道札幌市東区北22条東5丁目1-1
【電話番号】
011-741-1972
【アクセス】
地下鉄「北24条」駅より徒歩10分
【利用料金】
一般580円 高校生280円 中学生以下無料
6.旭川大雪アリーナ
イベント展示の施設としてだけでなく、夏季の屋内スポーツ、冬季のアイスリンクとして広く利用される多目的アリーナです。
冬季もアイスホッケーやフィギュアスケートなどのアイスリンク使用のイベントに使用される一方、スケートリンクとして一般開放もされています。
【住所】
北海道旭川市神楽4条7丁目
【電話番号】
0166-61-9952
【アクセス】
道北バス・旭川電気軌道バス 「大雪アリーナ前」停留所下車
【利用料金】
一般500円 高校生300円 中学生以下無料
7.花咲スケート場
花咲スポーツ公園にはスケート場だけでなく、雪上パークゴルフ場、歩くスキーコースなどが開設されます。
例年公園内のスタルヒン球場がちびっこスキー場として営業されていましたが、改修工事のため今年度はカムイの杜公園にチューブ滑り場などの広場が作られます。
【住所】
北海道旭川市花咲町2丁目
【電話番号】
0166-54-1142
【アクセス】
道北バス・旭川電気軌道バス 「北高前」停留所下車
【利用料金】
一般150円 高校生100円 中学生以下無料
8.帯広の森アイスアリーナ
帯広の森アイスアリーナは、帯広の森運動公園内にあるスケートリンク。
同公園内には帯広の森第二アイスアリーナも隣接しています。
またこちらのリンクは60×30mの公認リンクで、主にアイスホッケー場として利用されています。
冬期間にはアイスホッケーの大会も頻繁に開催されています。
【住所】
北海道帯広市南町南7線56番地7
【電話番号】
0155-48-6256
【アクセス】
拓殖バス・十勝バス「帯広の森体育館前」停留所下車
【利用料金】
一般470円 高校生230円 中学生以下無料
9.緑ヶ丘公園市民リンク
帯広市緑が丘公園内にできる屋外型のスケートリンク。
子供から大人まで、スケートを楽しむ多くの市民で賑わいます。
スケート靴の貸し出しなどはないため、自前のスケート靴が必要ですが、無料でスケートが楽しめるとあって、スケート文化の熱い帯広市民に愛されています。
【住所】
北海道帯広市字緑ヶ丘2
【電話番号】
0155-48-8338
【アクセス】
十勝バス「西12条1丁目」停留所下車
【利用料金】
無料
10.北見市民スケートリンク
夏季には400mのインラインスケート場として、そして冬季にはアイススケートリンクとして広く親しまれている北見市民スケートリンク。
屋外型のスケートリンクで、管理棟兼ロッカールームと屋根付きアイスホッケーリンク、さらに整氷車両も導入され充実した施設です。
【住所】
北海道北見市光葉町4-1
【電話番号】
0157-33-1280
【アクセス】
北海道北見バス「北光1号線」停留所下車、徒歩5分
【利用料金】
一般140円 高校生・大学生70円 中学生以下無料
北海道のアイススケート
本州ではフィギュアスケートが主流ですが、北海道ではスピードスケートが主流になります。
とはいえ、気軽に家族で楽しむ際にはスケート靴はフィギュアタイプの貸し出しが主流。
それぞれの地域によってスケートリンクに集う人たちのレベルも大きく異なるようです。
利用料金が他地方の比にはならないほどのお手ごろ価格の北海道。
初心者向けのゾーンが仕切られていたりするところも多いので、小さな子どもと一緒でも安心して楽しめます。
小さなうちから自然とスケートに親しめる環境が整っているといえそうですね。