小学校に上がる前にできる、ちょっとした勉強方法を紹介!

2016年が始まり、春になったら新年度ですね。ひとつ学年が上がる子や新たに入園する子などさまざまだと思いますが、成長を感じるひとつの大きな節目ともいえるのが「小学校入学」

幼稚園や保育園からとは違って1人で通学するようになりますし、毎日勉強するようになります。もちろんまだ幼い部分もたくさんありますが、なんだか一気にお兄さん・お姉さん!という感じですね。

でも、やっぱり急に小学生モードに突入するのは難しいです。できるだけスムーズに勉強できるように、親がアシストしてあげたいものですね。今回は、幼稚園・保育園の間からできる簡単な勉強方法をご紹介します!

1. 絵本の読み聞かせ&音読

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絵本を読むのは遊びのようにも思えますが、勉強にもつながります! 絵本の読み聞かせが大事、ということはほとんどの人が知っていると思いますが、具体的にどんな効果があるのでしょうか。

・語彙や知識が増える

・本を読む習慣につながる(習慣化していけば、読む速度もあがる)

・想像力が豊かになる

・人の話が聞けるようになる

・集中力がつく

・親とコミュニケーションがとれ、愛情が感じられる

いかがでしょうか? いいことばかりですよね! ぜひ色んな絵本を購入するなり借りるなりして、用意してあげてください。また、寝る前などに読み聞かせの時間をしっかりとってあげられる心の余裕も持ちたいですね。

なお、ひらがなやカタカナを読めるようになってきたら、子どもに音読してもらう(親が読み聞かせをしてもらう)というのもいいでしょう。強要するのではなく「次は○○ちゃん(くん)の番ね!ママに読んで~」といった感じで頼むといいかも。はじめは字が少なくて、小さい頃からよく読んでいる(ほぼ覚えている)ような絵本にすると簡単に読めるので、自信につながります!

2. 紙に書くしりとりゲーム

なかなかひらがなを覚えてくれない……と焦っているママ・パパもいるかもしれません。そんなときは、しりとりゲームもオススメですよ。しりとりを、ただ言うのではなく紙に書いてやると、ひらがなを覚えやすいんです。ゲームとして楽しいので、子どもも進んでやってくれそう!

その際、子どもは行き詰るとつまらなくなってしまうので、手元に上の写真のような絵辞典があるといいですよ。辞書なのですが、絵が大きく載っているので、眺めているだけで楽しいんです。もちろん、眺めていればたくさんの新たな発見があります!

行き詰ったら絵辞典を開いて、「こんな言葉があるんだね」といいながら、さっそくしりとりに使ってみましょう。語彙も増えるしひらがなも覚えるし、一石二鳥です!

そのうち、子どもが自分で辞典を開くようになったら、儲けものですね。

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金田一春彦監修『三省堂 こどもことば絵じてん』税抜3800円(小型版2800円)/三省堂

3. 楽しいドリルで短時間でも机に向かう習慣を

小学校に上がれば宿題がありますし、毎日コツコツ勉強する習慣を身につけておくことがとっても大事! 「1日1枚」くらいの少量でいいので、1日1度は机に向かう時間を作ってみましょう。

このとき、今のうちから「勉強=楽しい」と印象づけておくのも大切なことですよね。だから、「やりなさい!」とどなったりするのではなく、「楽しいからやろう」という感じで、あそびの延長にするといいかもしれません。

もしひらがなや数字のドリルを嫌がるなら、めいろのドリルなどのほうがとっつきやすいと思います。えんぴつを持ちかたや動かし方、推理力なども鍛えられますよ。

【商品情報】

『めいろあそび のりもの』税抜660円/くもん出版

4. 普段の生活のなかで計算をしよう!

数字の勉強も大切ですが、足し算や引き算にいきなり取り掛かってもできないケースが多いですね。でも、私たちの普段の生活に、数字はたくさん登場します。何気なく数字に触れる機会をつくるといいでしょう。

例えば、お皿を食卓に並べるお手伝いの時、「お皿は何枚必要?」と聞いてみる。また、お皿をわざと多め、もしくは少な目に渡して、子どもに何枚多いか(少ないか)考えさせる、といった方法もあります。

お菓子であれば、「10枚クッキーがあって、うちは3人家族だけれど、1人何枚食べられるかな?」「何枚余るかな?」といった話をしてみるのもいいですね。

ちなみに、「全然わからないよ!」とパニックになってしまう場合、写真のようなそろばんのおもちゃを使うといいですよ。数の概念が視覚的にわかりますし、親としても説明しやすいんです。

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『木製 100だまそろばん』4320円/学研ステイフル

楽しく、毎日少しずつ積み重ねることが大事!

いかがだったでしょうか。どれも簡単にできるものばかりですが、積み重ねていくと子どもの大きな力になっていきます。全部やってもいいですし、どれかひとつからでもOK。自分の子が「興味を持ちそうだな」と思うものからやってみてくださいね。

子どもが机に向かっているときは、パパ・ママも本を読んだり、資格の勉強をしたり、調べ物をしたり……という姿を見せるのもいいですね! 見本として親の背中も見せてあげたいものです。遊びの一環として親子で楽しみながら、勉強の習慣をつけていきましょう!

おしゃまな5歳女児とわんぱくな2歳男児のママです。新しい場所にお出掛けして子どもが喜ぶ顔を見るのが大好き。親子で楽しめるイベントや場所を日々探しています!