梅雨の時期にママを悩ませるもの。それは湿気による髪の毛のうねり。毎日しっかりセットしても、日中あっという間にボサボサになってしまうということはありませんか?
朝は時間が少なく忙しい!それなのにヘアスタイルが決まらないと一日憂鬱になりますよね。
今回はそんなママ必見!目から鱗のくせ毛対策についてご紹介します。
今まで当たり前のようにしていたことが、実は髪の毛には良くないことかもしれません。これを読んでヘアケアについて見直してみませんか?
そもそもくせ毛って何?
くせ毛とは髪の毛にうねりがある状態を言います。日本人の約7割はくせ毛と言われ、きれいなストレートはあまりいないと言われています。3人に2人以上はくせ毛ということになりますね。
くせ毛は遺伝によるものが強いので、両親がくせ毛だとその子どももくせ毛になることが多いようです。しかし女性の場合は生理など体の不調や、食生活などの生活習慣が原因となることも。
くせ毛はまっすぐ生えるはずの毛根部分が曲がることで起こります。
種類は波状毛・捻転毛など大まかに4つあると言われています。くせ毛の髪はキューティクルがはがれやすく乾燥しています。そのため湿気を含むとよりクセが強くなります。髪の健康を保つのもくせ毛対策の一つですね。
1.日焼け対策
ヘアケアの一つとして見落としがちな日焼け対策。日焼けによる紫外線は髪を痛め、水分が蒸発して乾燥します。お子さんと一緒に散歩や公園へ出かける日も多いと思いますが、そんな日には帽子や日傘を使ってUVケアを行いましょう。
肌と一緒に髪の日焼け対策を行えば一石二鳥。髪の毛は年齢と共に質が変わるので、せっかく肌がきれいでも髪がパサパサじゃもったいない!ロングヘアの場合はアップスタイルにしたり、日焼けで乾燥しないようヘアケアをするのもおすすめです。
2.シャンプーから見直そう
シャンプーっていつも同じ物を使っていませんか?水分コントロールをするシャンプーや、頭皮環境をよくするシャンプーなど、多くの種類が発売されています。自分に合ったシャンプーを使いましょう。
シャンプーは髪の汚れを落とすと共に、毛穴の詰まりをなくすために必要なヘアケアです。しっかりすすがないと、シャンプーの詰まりが原因でくせ毛がひどくなることも。頭皮をマッサージしてからシャンプーをして、あとはしっかりすすぎましょう。頭皮への刺激が少ない無添加シャンプーもおすすめですよ。
3.タオルドライは髪をこすらず優しく
髪を洗った後、タオルでゴシゴシと拭いていませんか?実はそれNGなんです!タオルで拭く前に、髪の水分をしっかり落としましょう。そのあとに髪全体を包むように水分を吸収し、ポンポンと優しく叩くようにタオルを当てていきます。
濡れた髪の毛はキューティクルがはがれやすい状態なので、こすると髪が傷む原因に。半乾きくらいまでしっかりと水分を取りましょう。その時に根元から毛先へ水分を取るのがポイントです。
4.マイナスイオンドライヤーで髪を守る
マイナスイオンドライヤーはキューティクルの状態を整えてくれます。キューティクルが整えば乾燥を防ぐことが出来るので、クセ毛を抑える効果があります。いろいろなドライヤーがありますが、イオン発生装置が付いたものを選びましょう。
また1200Wのプロ仕様のドライヤーがおすすめ。風量が多い分、ドライヤーの熱に当たる時間が少なくなります。その分髪の保湿を守ることが出来るので、イオン発生装置が付いたプロ仕様のドライヤーがおすすめですよ。
5.ドライヤーの前にトリートメントを
ドライヤーの前に、熱から髪を守るためにヘアケア剤を使いましょう。根元には付けず、毛先5~10cmに付けるのがポイント。オイルや乳液タイプはタオルドライ後に馴染ませ、ミストジェルタイプは濡れた髪かタオルドライで半乾きのときに付けます。
たくさん付けるほど髪を守ってくれそうですが、これは逆効果。トリートメントの使用方法を守り適量馴染ませましょう。あまり多く付けると髪がごわついてしまいます。
6.ドライヤーを振りながら乾かす
ドライヤーを当てすぎると、髪が乾燥してクセも治りにくくなります。頭皮から15cm以上離して、ドライヤーを振りながら乾かします。風量を強くして短時間で乾かすのがおすすめ。髪へのダメージを最小限で抑えられます。
キューティクルが閉じるとツヤが出るので、根元から毛先へ向かって乾かしましょう。ブラシはキメが細かくないものがおすすめ。ブローの時は、軽く髪を引っ張りながら行うとクセが治りやすくなります。ブラシは通し過ぎると髪が傷むので注意が必要です。最後は冷風を当てればOKです。
7.食生活を見直そう
食生活の欧米化によって肉料理が多くなり髪の皮脂が増え、毛先まで栄養が行かずにクセ毛になると言われています。不足しがちなミネラルやビタミンをしっかりと取ることで、クセ毛を抑えることが出来ます。
また海藻に含まれる亜鉛やアミノ酸は髪の大切な栄養源。毎日の食事に取り入れるようにしましょう。お味噌汁やサラダなど、ちょっとした工夫で髪が元気になります。一緒に野菜をしっかり摂って、クセ毛を直しましょう。
8.ヘアアレンジでクセ毛を隠す
どうしても生まれ持ったクセがあるので、それを生かした髪型にしましょう。まずは美容院で相談するのがおすすめ。行きつけの美容院なら髪質も把握しているのでアドバイスをもらえます。
またどうしても時間がない時には髪をアップスタイルにしてクセを隠してしまいましょう。ふわふわのお団子ヘアはカジュアルでおしゃれなのでおすすめ。また髪を少し高い位置でアップにし頭の上にボリュームを出します。これにシュシュやヘアアクセサリーを付けるだけで印象が変わります。
9.パーマや縮毛矯正で髪質改善!
クセ毛を活かす最終手段はパーマをあてること。クセ毛の人は直毛の人よりもパーマがかかりやすいと言われています。パーマも一部だけにかけたり、全体にかけたりと種類が豊富。一度美容院で相談してみましょう。
また縮毛矯正は根本的な解決のようですが、どうしても髪へのダメージが多くなります。一度掛けると数ヶ月でクセが気になってしまいます。ストレートよりもクセを活かすパーマはいかがですか?
10.髪型を毎日変えよう
毎日同じ場所で髪をまとめていると、毛穴も髪が引っ張られる方向へ歪んでしまいます。これがクセ毛の原因になることも。またヘアゴム部分のキューティクルが壊れてしまいます。毎日楽しみながらヘアスタイルを変えてみましょう。
また髪をまとめる時には強く引っ張らないようにしましょう。髪をおろしてみたり、一つにしたり、アップにしたりとアレンジは自由。分け目を変えるだけで髪の流れが変わるのでおすすめです。
クセ毛は日常ケアで防げる
今回ご紹介したように、日常のちょっとしたケアでクセ毛を防ぐことが出来ます。どうしても生まれ持っての体質がありますが、それ以外はシャンプーや食生活の見直して改善することも。ぜひ一つ一つ試してみましょう。
また髪のプロである美容院に相談するのもおすすめ。知らなかった情報や、新たな自分を発見出来るかもしれません。これをきっかけにイメチェンも素敵ですね。
毎朝お子さんの準備などで時間がない分、自分のことは時間を掛けれません。必要最小限の時間で済むように、雨の日でもクセ毛を楽しみましょう。
梅雨の湿気に負けない強い髪をお子さんと一緒に目指してみませんか?