今年こそ知っておきたいお歳暮選びのマナー

2015年も終わりが見えてきましたね。まもなく忙しい12月を迎えますが、忘れちゃいけないのがお歳暮のこと。もともとは、御霊(みたま)祭りで先祖の霊をお迎えしてお供え物をしていたことが始まりらしいですよ!

お世話になった人には、しっかりお歳暮を贈りたいものです。でも、実はあんまりお歳暮のマナーがよくわかっていない……という人もいるのでは?

ここでは、お歳暮のマナーとオススメのお歳暮をご紹介します!

知っておきたい!お歳暮のマナー

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いつ誰に、いくらくらいのものを送るのがいいのでしょうか?

お歳暮を贈る時期は?

本来は12月10日~20日ごろがいいと言われていますが、最近は12月初旬から贈られることも増えています。すごく早くて11月の終わりから、というケースも。

誰に贈る?

親族や友人、目上の人など、「お世話になった」と思う人に贈ります。ただし、子どもの学校・保育園・幼稚園の先生などはルール上受け取っていただけないことが多いはず。相手を困らせないよう、その辺りは確認しましょう。

金額の目安は?

3000円~5000円程度の品を贈るケースが多いようです。身内や友人なら3000円程度。すごくお世話になったと思う方に対しては、金額をあげて5000円程度とするのがわかりやすいですね。

熨斗(のし)紙ってどうすればいいの?

もし自分で用意するなら、紅白の蝶結びの水引きのものを選びましょう。表書き(上段)には「御歳暮」。下段は贈り主(自分)の名前を表書きよりやや小さめに、フルネームで書きます。

送り状をつけましょう

お歳暮には、送り状が必須です。仮にフランクな間柄だとしても、

・時候の挨拶
・お世話になったお礼やお相手のご健康・ご繁栄を祈る言葉
・お歳暮として、どんなものをどういった思いで選んだか
・発送日と到着予定日

などをきちんと記しておくといいでしょう。基本的にはお歳暮に添えますが、難しい場合は別途お歳暮の到着より前に届くように発送します。

オススメのお歳暮4選

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では、具体的にどんなお歳暮を贈るといいのでしょうか? オススメをご紹介します!

みんな嬉しい!ご当地名産品

自分が住んでいる、または実家がある地域の名産や、誰もが知る著名な名産を贈ると喜ばれやすいです。先方が苦手でないか確認した上で贈れればベストですね。

例えば、高級な海鮮や肉、果物、お菓子類などです。ただし生ものに関しては、日持ちしないものを贈っても平気なお相手でないと、かえって迷惑になることも。また、さばかないといけない魚など、調理が大変なものはお料理好きでないと嫌がられることもあります。

味気ないなんて言わないで!商品券、ギフト券

味気ないと思うかもしれませんが、実は受け取って嬉しいお歳暮のランキングでいつも上位に登場するのが、商品券やギフト券なんです。好みと違ってがっかりされることもなく、「自分の好きなものを買える」というのが魅力です。

これだけでは気が引ける……という場合には、お菓子のギフトなどを台にして、そのうえにのせて贈るという手もありますよ。また、価格がわからないようにしたいなら、カタログギフトにするのもいいですね。

普段飲めない!高級なお酒類

お酒が好きな人であれば、いつも飲むものよりも高級なお酒を贈ると喜ばれます。ただし、「わからないから、とりあえずビールでいいか」といった判断は危険。しっかりお酒の好みをしっている人に贈りましょう。

無添加だとなお良し!ハム・ソーセージ

お歳暮の定番といえば、ハムやソーセージ。日持ちもするので、喜ばれやすいですよね。ただ、こういった加工された肉には、基本的に着色料や保存料、発色剤が含まれます。これらをあえて避けている人もいるのは事実。無添加で良質のものを贈れば、喜んでもらえる可能性大です!

せっかくならしっかりマナーを守って喜んでもらおう

いかがでしたか? せっかくお世話になった人に贈り物をするなら、ぜひ気分よく受け取っていただきたいもらいたいですよね。しっかりとマナーを確認し、先方に喜んでもらえるようなお歳暮を選びたいものです。

ぜひ参考にしてくださいね!

おしゃまな5歳女児とわんぱくな2歳男児のママです。新しい場所にお出掛けして子どもが喜ぶ顔を見るのが大好き。親子で楽しめるイベントや場所を日々探しています!