こんにちは。3人目妊娠中で、体調と相談しながらのんびりと過ごしているライターの香月です。好奇心旺盛な子どもたちには好きな遊びを思う存分楽しんでほしい! と、いつも考えています。
晴れた日には公園でテントウムシやバッタを追いかけて遊ぶけれど、雨の日にはどう過ごそうかしらと困ってしまうことは多いですよね。そこで今回は、雨の日の遊びを子どもに任せて過ごせる方法やグッズを紹介します。
パパママは見守るだけでも一緒に遊んでもOK! 小さな子どもから大人まで、夢中になって楽しめるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お出かけしない雨の日を自由に遊ぶために
遊びを子どもにまかせるといっても、実はパパママには大切な役割があります。それは、子どもたちが自由に遊ぶために必要な条件を守ることです。
公園やレジャー施設へのお出かけとは違い、家庭ではどうしても見過ごされがちな3つの条件です。
時間
遊びが盛り上がっていると、突然終わりを告げられてもやめづらいものです。
外へのお出かけなら、「○時まで遊んだら、ランチにしようか」など、終わりの時間を伝えて遊ぶことが多いですよね。終わりの時間がわかっていれば、少しずつ心の準備をしながら遊べます。
家の中で遊ぶときにも、「お昼ご飯は○時ごろにするよ」と大まかな時間を伝えておくといいですね。
場所
家の中で子どもが遊ぶ場所を確保することはとても大切です。せっかくの休日ですから、リビングの掃除や趣味のゲームをしたくなるパパママも多いはず。子どもが自由に遊べる空間を奪ってしまわないように、場所を譲り合って過ごしたいですね。
見守り
今回紹介する遊びには、手芸針を扱うものや取扱説明書を読んで実験・観察を楽しむものがあります。子どもだけでは難しくてわからないことが出てくるかもしれません。
手助けが必要なところは一緒に楽しみながら、子どもの関心ごとを見守るようにしたいものです。
過ごし方に悩む雨の日こそ子どもにまかせてみることで、自由に好きなことをして遊べる素敵な1日が送れるといいですね。
子どもたちにまかせちゃおう!おすすめの遊び方一挙紹介!
1.手作り石けんを作ろう
「透明石けん制作キット クリアソープ」 画像提供:美濃粘土オンラインショップ
電子レンジと冷蔵庫を使って、簡単に可愛らしい透明石けんが作れるキットです。造花や小物を入れたり色をつけたりと、自分だけのアレンジを考えて世界で1つだけのオリジナル石鹸が作れます。
華やかな作品ができるので、キラキラした小物が好きな子どもにぴったりの遊びです。手洗いやお風呂で使うときにもラグジュアリーな気分を楽しめそうですね。
「手作り石鹸」といえば、他にも苛性ソーダを使用する方法がありますが、毒物劇物取締法の「劇物」に該当するため子ども向けではありません。
2.土粘土で動物園を作ろう
「彫塑用粘土」 画像提供:美濃粘土オンラインショップ
何度も繰り返し遊べる土粘土は、「失敗するかも」と思わずに楽しめるのでおすすめです。あれこれと試しながらできた作品を並べていけば、怪獣やロボット、謎の生き物などがたくさん集まった、にぎやかな動物園が出来上がります。
彫塑用粘土と透明石けん製作キット「クリアソープ」は、簡単工作キットから陶芸粘土までネット注文できる美濃粘土オンラインショップで購入できます。
3.フェルトでマスコットを作ろう
アニメキャラクターが作れるフェルト工作キットが人気ですが、初めてなら単純な形のチャーム作りもおすすめです。
野菜や果物の形でも、フェルト生地なら温かみが出て可愛らしいですよね。出来上がりをイメージして計画したことを実際にやってみる、論理的な思考力を刺激する遊びです。果物をたくさん作ればままごと遊びにも発展できて長く楽しめそうですね。
4.顕微鏡を覗いてみよう
「双眼実体顕微鏡ニコン ファーブルミニ」 画像提供:ニコンイメージング
小さなものをじっくりと観察して遊びたいなら、双眼実体顕微鏡がおすすめです。虫や石ころなど小さなものをそのまま立体的に観察できます。
多少の水滴がついても安心のウォーターレジスタント機能付きで、サイズもコンパクトなので雨具と一緒に持って観察に出かけられます。
使い方をマスターすれば、次は何を見ようかとあれこれ試して夢中になれるアイテムです。夏休みの自由研究にもおすすめですね。
空模様の観察はパパママの役割。雨風が強く危険な場合は室内で遊ぶように声をかけましょう。
5.プログラミングおもちゃ
「カードでピピッとはじめてのプログラミングカー」 画像提供:学研ステイフル
「まえ」「みぎ」「クラクション」などの命令を組み合わせて「くるま」に登録することで、考えた通りに「くるま」を動かして遊べます。
ゴールを目指して筋道を考える経験が遊びの中でできるので、小さな頃からプログラミング的思考力をつけたい家庭にはぴったりの知育玩具です。
専用サイトでは追加の命令カードや次々と更新される「もんだい」をダウンロードできるようです。命令カードが増えればゴールまでの道筋をさらに複雑にしてレベルアップを楽しめそうです。
6.傘をさして虫探しに出かけよう
小さな子どもなら、雨の季節が好きな虫や小さな生き物を探しに出かけるのもおすすめです。レインコートと長靴のスタイルになるだけでも子どもの心はワクワク期待感いっぱいになりますね。
庭や近くの公園など好きな場所をパパママと一緒に散策すると、晴れた日とは違った景色が楽しめます。植木やブロック塀にカタツムリはいるかな?
いつもは服や靴の汚れを気にしてしまう雨の日ですが、今日は子どもに遊びをまかせてみる日。思い切って、水たまりに入ってもOK、濡れた砂場で手が泥だらけになってもOKな日にしてしまいましょう!
やってみたいことが次々と出てきて、虫探しに出かけたつもりが泥んこ遊びになったり、きれいな石探しになったりと雨の日を楽しめそうです。
7.お天気を調べよう
「学研出版 お天気予報パーフェクトセット」 画像提供:学研プラス
風速、気圧、気温、湿度、雨量が測定できる、ガイドブックと記録用紙がついたキットです。調べ物が好きな子どもの好奇心を刺激してくれそうですね。
毎日観測して記録していくと、次の日の天気を予測できるようになります。持ち運びもできる風向風速計を組み立てたら、外へ出て風の強さを調べることができます。
雨量計で1時間に降った雨量を調べて、気象庁の「降水量」と比べてみるのも面白そうですね。
8.子ども部屋を片付けよう
子どもの部屋を片付けようと紙切れを拾い上げたとき、子どもに「それは捨てないで!」と言われたことはありませんか?
丸められちぎられた折り紙や潰れた空箱の蓋など、大人が「ゴミかな」と思えるものでも、子どもにとっては大切な遊び道具かもしれません。
使うものと要らないもの、おいておきたいものなど分類は子どもにまかせて、パパママは勝手に判断して捨ててしまわないように気をつけたいですね。
子どもに部屋の片付けを全てまかせてしまうのは難しいかもしれませんが、可愛らしいカゴを準備するなど使いやすい部屋づくりの手助けができそうです。
見守る姿勢を大切に
子どもにまかせてみると、ついつい手や口を出したくなりますが、私たちパパママは子どもの自由をそっと見守っていたいものです。
危険がわからなかったり、うまくいかず悩んだりしていれば、良き相談相手として手助けができる距離感も大切にしたいですね。
この記事を参考に、雨の季節が楽しくなる過ごし方を家族で考えてみてくださいね。