トイレトレーニングはいつから始めるの?パンツやおまるは必要なの?

ママの悩みの中で多いものがトイレトレーニング。育児書やインターネットで情報を集めて「怒らないように」「失敗するのが普通」と分かっていても、実際に始めると子供に怒っちゃった!という人も多いのではないでしょうか。

トイレトレーニングはママの修行でもあります。洗濯物も多くなり、いつから始めたらいいのか悩みますよね。今回はそんなトイレトレーニングについてご紹介!これから始めるママもぜひ参考にして下さい。

病気などの原因がない場合は、小学生になってもおむつ卒業出来ない!なんて子はいないですよね。必ずおむつは外れます。いつかは終わることなので、ゆったり構えて始めましょう。

トイレトレーニングとは?

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1歳半~3歳前に行うトイレトレーニング着替えや洗濯が楽チンな夏から始める人が多いようです。冬は寒くてトイレが近いので始めるなら夏と言われています。

トイレトレーニングとは自分で意思表示をしてトイレを済ませられる状態のこと。長い子は一年以上かかりますし、一度出来るようになっても、すぐにおもらしをしてしまうことも。何より親が根気よく付き合う必要があります。

しかしいきなりトレーニングを始めても上手くいきません。子どものトイレトレーニングを始める目安があります。その目安が見え始めたら早速始めましょう。

あると便利!始める前に用意するもの

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トイレトレーニングを始める前にあると便利なグッズや、おすすめアイテムがあります。短期間しか使わないものもありますが、子どもと楽しく過ごせるように準備しましょう。

1.パンツ・トレーニングパンツ

これまではずっと紙おむつか布おむつでしたが、トイレトレーニング中はパンツに変えます。パンツに変えると「おもらしをして気持ち悪い」「おしっこをする」という感覚を敏感にします。

最初は濡れてしまって泣く子もいますが、「おしっこ出たね」「しーし出て驚いたね」と声を掛けながら、これはおしっこだと教えてあげましょう。

また普通のパンツよりトレーニングパンツの方がある程度おしっこをためてくれるので外出中も安心使い捨ての紙パンツタイプと何回も洗って使える布パンツタイプがあるのでチェック。おむつが外れれば普通のパンツを使うので先に買って損はないですね。

2.おまるや補助便器

まずはトイレに興味を持つことが大切。おまるなどに座らせておしっこをすることを教えましょう。

おすすめは補助便器通常の便器だと子どもが落ちてしまうので、補助便器を利用して安定させます。大人気キャラクターの補助便器や、おしゃべりや音が鳴る楽しいものも。

またステップは一人で便器に座る為に必要なものです。手を洗ったりと補助便器よりも長く使えるので便利ですよ。それ以外にもトイレに子どもが好きなキャラクターのポスターや小物を置くなどして、行くのが楽しみになるよう工夫しましょう。

3.ご褒美シール

トイレトレーニングの基本は、「出来たら褒めること」です。その中でも目に見えて成果が分かるものが「ご褒美シール」です。100円ショップや赤ちゃんグッズのショップなどでも販売しており、自分で作るのも楽しいですよ。

これをトイレに貼って、一回でも便器に座ったりおしっこが出来たらシールを貼ります。お子さんもシールを貼るのが楽しくて頑張ってくれますよ。好きなキャラクターのシールなどを集めて置きましょう。

子どもの準備はOK?

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そろそろ暑くなってきてトイレトレーニングを始めようと思っているママ。ちょっと待って下さい。ママの準備が出来ても肝心の子どもの準備が出来ていないと上手く進みません。心や体の準備が出来ているか確認しましょう。

目安はおしっこの時間が2~3時間となりおしっこが出たと教えてくれること。またトイレへの関心が強くなって便座に座ってみようという意識が芽生えるとトイレトレーニングを始めるタイミングですね。

トイレトレーニングのコツ

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朝起きたらトイレ、ご飯食べたらトイレなど日常に一部にトイレを取り入れましょう。トイレに行くのが普通になれば抵抗もなくなります。ある程度慣れてきたら子どもがトイレに行きたいと言い出すまで待ってみましょう。

また保育園や支援センターの保育士の他にママ友に相談しながら進めるのもおすすめ。便座に座ってもなかなかおしっこをしないようなら2~3分で降ろしちゃいましょう。

トイレでおしっこやうんちが出来たらとにかく褒めましょう!「すごいね」「ヤッター!」と声を掛けながらご褒美シールを貼ったり、お気に入りのパンツを履いたり。トイレでおしっこをするのが楽しいというイメージを付けたいですね。

ママの心構え

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トイレトレーニングはママが一番大変です。出来るようになってから失敗したり、出かけ先でおもらしをするとつい怒ってしまいますが逆効果!「ママが怒った」という記憶が残り、トイレを嫌がってしまうことも。

どうしてもいらいらしたり、他の子と比べて早くトイレトレーニングを終えようと焦ってしまいます。そんな時は目を閉じて深呼吸。そして笑顔で接しましょう。「怒らない」「あせらない」ことが大切です。

トイレトレーニングは楽しく気楽に

周りの子と比べてつい焦ってしまうトイレトレーニング。しかしおむつがはずれない子どもはいないので大丈夫。何回も失敗して、ママがストレス溜まりますがゆっくりと「おむつはずれたらラッキー」のような気持ちで行いましょう。

また夜のトイレは膀胱が朝までおしっこを溜める大きさになるまで完了しません。大きくなるにつれてふと夜におもらしをしなくなるのでそれまで気長に待ちましょう。

おしっこが出来るようになるまでは個人差が大きいので、体や心の成長が追いつかないと上手くいきません。特に体の成長はとにかく待つことしか出来ません。

いつから始めようか悩むトイレトレーニング。まずはトイレを楽しい雰囲気にしながら子どもと一緒にトレーニングしていきましょう。