湯島天神の梅祭りって知ってる?子どもと情緒を味わおう

湯島天神をご存知ですか?東京都文京区にあり、昔から地域の人に大切に守られてきた神社です。その湯島天神に一番人が集まるお祭り、それが「梅祭り」なんです。湯島天神はどんな神社なのか、そして梅祭りとはどんなお祭りなのかをご紹介します!

湯島天神ってどこにあるの?どんな神社?

湯島天神は東京都文京区湯島にあります。創建は雄略天皇二年(458)一月 とされています。御祭神は天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらみちざねこう)。特に学問の神様である菅原道真公をお祀りしていることから、受験シーズンになると多くの受験生が訪れ、受験の成功を祈ることでも知られています。

梅まつりはいつ行われるの?

平成27年度の開催は2月8日~3月8日でしたが、平成28年度の開催日時の発表はまだ。2月初めから3月初めにかけて1か月間行われます。

行われる時間は8:00~19:30。入場は無料なので、気軽に足を運べます。

梅まつりってどんなお祭りなの?

江戸時代から梅の名所として多くの人が足を運んでいた湯島天神。梅まつりが行われるようになったのは昭和33年です。

回を重ねるたびに盛大になっていき、今では東京の初春の風物詩として、全国から注目が集まるようになりました。

湯島天神にはどれくらい梅が植えられているの?

湯島天神全体に植えられている梅の木は約300本。そのうち8割が白梅なのだそう。見ごろは2月から3月初め。この時期に神社に訪れると、梅の花の香りがかすかに漂い、白い梅が咲く美しい景色を楽しむことができます。

そんな早春の風景を求めて、都内はもちろん、関東、そして全国から多くの観光客が訪れます。

どんな催しものが行われるの?

神輿渡御、野点(お茶券500円)、カラオケコンクールなどのイベントから奉納演芸として湯島天神白梅太鼓、おはやし、日本舞踊、かっぽれ、三味線、講談、落語、在日中国雑技団、ベリーダンスなども行われ、多くの人が集まります。

また、物産展も行われ、全国各地の名産品を購入することができます。公式サイトにイベント一覧が掲載されているので、気になるイベントの日時を事前にチェックしておくと見逃しません!

梅まつりに行くのに便利な「メトロおさんぽ号」って?

梅まつりの期間中のみ、小田急線各駅から乗り換えなしで都内に行ける「メトロおさんぽ号」湯島駅にも臨時停車するのだそう。小田急各駅から都内に出るには、東京メトロへの乗り換えが必要ですが、乗り換えなしでスムーズに都内に出られる「メトロおさんぽ号」は、運行が始まった時にかなり話題になりました。

そんなメトロお散歩豪、湯島天神の最寄り駅である湯島駅には停まらないのですが、梅祭りの時期の土日、限定数日ですが湯島駅に停車するのだそう。乗り換えなしでスムーズに訪れることができるから、さらに気軽にいけるのがうれしい!運転日が限られているうえ、全席指定なのであらかじめ予約するのがオススメです。

小田急東京メトロパスがお得でオススメ!

小田急線発駅から代々木上原駅までの往復に加え、小田急線代々木上原駅~新宿駅間と東京メトロ全線が1日乗り降り自由となる「小田急東京メトロパス」。さらに、都内100以上のスポットで特典・サービスが受けられちゃう。
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梅まつりで春の訪れを感じてみよう

現代の生活では、季節の移り変わりがわかりにくくなってしまっているもの。春の訪れを感じさせてくれる梅の花を見ることで、大人も子供も季節の変化を実感できるはず。

まだ少し寒いけれど、春は確実に近づいているよ!と子どもに伝えて、日本の四季を感じさせてあげることで、子どもの情緒を育ててあげたいですね。