夏休みの楽しみは何ですか?プール?花火?いえいえ、忘れてはいけない夏祭り!関西には伝統的な夏祭りがいっぱい!子どもだけでお祭りに行くのは不安ですが、親子で一緒に行けば楽しめること間違いなし。今回は地域で楽しむお祭りから王道の関西夏祭りまで幅広くご紹介します。
これを読んで日帰り旅行やお近くのお祭りへ早速出かけてみましょう!
関西の夏祭り見どころは?
関西には夏祭りが多いので、どこに行こうか迷ってしまうほど。京都や大阪で行われる伝統的なお祭りから、海や湖を使った水が欠かせないお祭りなど種類も豊富。
山も海も歴史もあるので、お祭りによって雰囲気が違います。小さなお子さんの場合は大きな花火の音を怖がることもあるので要注意。また人で混雑するので迷子にならないように注意しましょう。
また熱中症は夕方や夜でも油断できません。飲み物やちょっとした食べ物は持って行くのがベター。場所によっては虫よけスプレーなどが必要ですね。
1.びわ湖大津マザレ祭り2016/滋賀
毎年大好評な滋賀県の夏祭りです。「びわ湖大津夏まつり」として親しまれてきましたが、新たに「びわ湖大津マザレ祭り2016」として登場!恒例の江州音頭総踊りから始まり盆ダンスなど、見ているだけでも楽しいお祭りです。
2日目はステージでイベントが多数開催されるので、ぜひ見に行きましょう。また厳選したグルメの屋台も出るので見逃せないですね。2日目には花火が打ち上げられます。これぞ夏のお祭り!大迫力です。
【会場】
大津港一帯
【日時】
2016年7月29日(金)16:00~21:00、2016年7月30日(土)10:00~21:00
【電話番号】
077-528-2772(びわ湖大津観光協会)
【アクセス】
JR「大津駅」より徒歩15分、
京阪電車「浜大津駅」より徒歩すぐ
2.多賀大社 万灯祭/滋賀
例年8月3日から3日間行われる多賀神社のお祭りです。杉坂山で御神火祭が行われ、一番の見どころである1万灯を超える提灯に灯りが点くと幻想的な雰囲気となります。そんなお祭りを肌で感じてみませんか?きっとお子さんにとっても迫力ある夜のお祭りですよ。
お子さん向けのステージやイベントも多数。ライブやマジックなど幅広いステージが行われるので、いつ見ても飽きることがありません。夕方の提灯に灯りが付く時間がおすすめです。人が多いので迷子に気を付けましょう。
【会場】
多賀神社
【日時】
2016年8月3~5日
【電話番号】
0749-48-1101
【アクセス】
近江鉄道「多賀大社前駅」より徒歩10分
3.建部大社 船幸祭/滋賀
滋賀県の夏の終わりを告げるお祭りです。日本武尊が船団を引き連れ海路をたどられたという故事に由来するお祭りで、瀬田川を海に見立て船渡御が行われます。大小様々な神輿が御座船に乗せられ渡る姿は迫力満点!他では見ることが出来ません。
歴史が深いのでそうした話を親子で勉強してから行くと、よりお祭りが楽しいですよ。また瀬田浜へ着くころには花火も打ち上げられるので、船と花火のどちらも楽しめます。贅沢な大津三大祭の一つです。
【会場】
瀬田唐橋周辺
【日時】
2016年8月17日17:00~21:00
【電話番号】
077-545-0038(建部大社)
【アクセス】
JR「石山駅」より徒歩10分、京阪「唐橋前駅」より徒歩5分
4.祇園祭/京都
日本三大祭の一つである祇園祭。毎年多くの人が訪れるので、熱中症と迷子対策をしっかりと行いましょう。このお祭りは1ヶ月間に様々な行事が行われます。出店が出る日もあるので、一緒にグルメも楽しみましょう。
宵山や山鉾巡行など見どころもいっぱい!何を見に行こうか迷うほどです。周辺のトイレや授乳できるスポットをしっかりと確認してから行くとスムーズに見学出来ます。またベビーカーはNG。大変ですが抱っこ紐の方が歩きやすいですよ。
【会場】
八坂神社(イベントによる)
【日時】
2016年7月1日~31日
【電話番号】
075-561-6155(八坂神社)
【アクセス】
京阪電気鉄道京阪本線「祇園四条駅」より徒歩約5分
5.那智の扇祭り/和歌山
那智の扇祭りは日本三大火祭の一つで、世界遺産熊野那智大社の例大祭です。熊野那智大社の滝の神が年に一度飛瀧神社へ里帰りをします。十二の神を扇神輿十二体として表し、それを御滝の参道で重さ50~60kgの大松明で清めます。
重く大きな大松明を男の人が担いで清める姿は圧巻!花火大会とは違う夏祭りにお子さんも驚きますよ。またこのお祭りと合わせて世界遺産の熊野古道など観光地を回るのもおすすめ。神聖な山や滝を眺めてみませんか?
【会場】
熊野那智大社
【日時】
2016年7月14日10:00~
【電話番号】
0735-52-5311(那智勝浦町観光協会)
【アクセス】
紀伊勝浦駅から熊野交通路線バス「那智の滝前」バス停より徒歩5分
6.第48回紀州おどり「ぶんだら節」/和歌山
昭和44年から始まった歴史あるお祭りです。和歌山県の中でも賑やかな和歌山城周辺を、紀州おどりが練り歩きます。周辺は観光客で賑わい、明るい時間から浴衣などの衣装に身を包んだ人たちが華やかに踊ります。
飛び入り参加もOK!申し込み不要の飛び込み連があるのでチェックしてみましょう!見るだけでなく、一緒に体験して楽しめる和歌山の夏の風物詩です。毎年10万人を超える人が訪れるので、特に迷子に気を付けましょう。
【会場】
和歌山城周辺
【日時】
2016年8月6日 16:50~21:00
【電話番号】
073-435-1234(和歌山市紀州おどり実行委員会事務局)
【アクセス】
JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバス「公園前」より徒歩すぐ
7.天神祭/大阪
大阪の夏祭りと言えば住吉祭やこの天神祭!天神祭は約千年の歴史を持つ由緒正しいお祭りです。だんじり囃子などが天満宮内で行われます。また大川で行われる「船渡御」は光と水の共演を楽しめます。花火も打ち上がるのでまさに火と水、そして光の祭典ですね。
一番の見どころの花火は約5000発!大迫力のお祭りです。暑い夏にぴったりな川でのお祭りもあるので、穴場スポットなどを探しながら親子でのんびり見学したいですね。天神祭の歴史を調べてみるのも面白いですよ。
【会場】
大阪天満宮など
【日時】
2016年7月24~25日
【電話番号】
06-6353-0025(大阪天満宮)
【アクセス】
JR「大阪天満宮駅」地下鉄谷町線「南森町駅」より徒歩5分
8.海神社 夏祭り/兵庫
神戸市垂水区の海(わたつみ)神社で行われる夏祭りは、毎年海の日を含む3日間多くの人で賑わいます。境内に設置される茅の輪をくぐることで無料息災のご利益があるとされ、老若男女問わず御利益にあやかろうと茅の輪をくぐる姿を見かけます。
また家庭内で飾ることが出来る茅の輪の授与もあるので、チェックしてみましょう。おすすめは出店。ここの出店ではフランクフルトや綿菓子といった定番のものから、玩具やヨーヨーなどお子さんが大好きなものまで幅広く出ていますよ。
【会場】
海神社
【日時】
2016年7月16~18日
【電話番号】
078-707-0188
【アクセス】
JR山陽「垂水駅」より徒歩1分
9.家島天神祭/兵庫
1000年以上の歴史を持つ由緒正しき夏祭り。海上の安全と五穀豊穣を祈願して毎年行われます。昼宮で龍頭の檀尻船で渡御するダイナミックなお祭りで、のぼりをたてて豪華な装飾を施した船が海上を航海します。
海で見学するお祭りですが、笛や太鼓のはやしに合わせて船が出て獅子舞も演じられるので見学だけでも楽しいですよ。お子さんもお手伝いが出来ることがあるのでチェックしましょう!
【会場】
家島神社
【日時】
2016年7月24~25日
【電話番号】
079-325-8777
【アクセス】
定期航路、海上タクシー「宮桟橋」より徒歩約10分
10.湊川神社夏まつり 献燈祭・菊水天神祭/兵庫
神戸市中央区の湊川神社の夏祭りです。お祭り期間中は様々な行事があり、誰でも見学することが出来ます。大人が大好き納涼ビアガーデンや、子どもの神輿など老若男女楽しめます。賑やかで日によってイメージが変わるので行きたい行事をピックアップしたいですね。
おすすめはステージで行われる子ども向けのショーや、みんなで踊る御前踊りです。出店ではB級グルメを中心にいくつか出るので注目ですね。親子で楽しめるおすすめの夏祭りです。
【会場】
湊川神社
【日時】
2016年8月17~30日
【電話番号】
078-371-0001
【アクセス】
阪神電鉄・阪急電鉄・山陽電鉄高速「神戸駅」より徒歩すぐ
海や川で行われる夏祭りは必見!
夏祭りは全国で行われますが、やはり川や海で行われるものが多いですね。木陰などがあれば比較的涼しく過ごすことが出来るので、見学するときにもうれしいですね。しかし夏は熱中症や迷子などお子様連れの場合は様々なことに気を付けましょう。
こうした夏祭りは多くの人で賑わうのでベビーカーはやめて、抱っこ紐で行くのがおすすめ。ベビーカーだと場所を取って人ごみの中を歩けないということがあります。
また関西のお祭りは歴史がある物が多いので、その由緒などを簡単に調べて行くとより楽しめますよ。自由研究にもおすすめ!親子で夜まで楽しみましょう。