2019年関東の子どもと行けるひな祭りイベント10選

女の子のいる家庭では忘れてはいけない行事、ひな祭り。

関東地方では、日本の歴史を感じられるようなひな祭りイベントや、その土地の文化を感じられるようなひな祭りイベントが各地で開催されています。

女の子のいる家庭だけでなく、男の子にも女の子にも伝えていきたい歴史や文化。

ぜひ、今年は家族みんなでひな祭りイベントに参加してみましょう。

1.目黒雅叙園『百段雛まつり』

毎年テーマとなる地域を変えて、日本各地の歴史ある雛人形を紹介する「百段雛まつり」。

2010年の第1回目にはじまり、京都、越後、信州、瀬戸内、九州など、これまでに20を超える地域のお雛さまを飾っています。

第10回目となる2019年は、「青森・秋田・山形ひな紀行」と題し、旧家に伝わる優麗な古今雛から、高さ2メートルを越える圧巻の段飾り、手のひらにおさまる極小の雛道具まで、時代を超えて青森、秋田、山形の町々に春の訪れを告げる、雅やかなお雛さまの名品が文化財「百段階段」に集います。

【日時】2019年1月18日(金) ~ 3月10日(日)

【会場】ホテル雅叙園東京 東京都目黒区下目黒1-8-1

【問合せ先】03-3491-4111

【アクセス】目黒駅より徒歩3分

2.東京大神宮 雛まつりの祓

罪穢(つみけがれ)を祓い清め、無病息災と心願成就を祈願する東京大神宮の雛祭りの祓。

願い事が書き込める「お雛さま形代」と「お内裏さま形代」を用意されています。

形代(初穂料300円)は2月4日から3月3日まで境内で授与し、納め箱へ納めます。

身体健康や運気向上をお願いしたり、良縁祈願のご利益も。

【日時】2019年3月3日(日)

【会場】東京大神宮 東京都千代田区富士見2-4-1

【問合せ先】03-3262-3566

【アクセス】飯田橋駅より徒歩5分

3.三井記念美術館「三井家のおひなさま」

毎年恒例となっている、日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。

三井家の夫人や娘たちがこよなく愛した、ひな人形・ひな道具の華麗なる競演が楽しめます。

人形の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)となった平田郷陽(1903-1981) が製作した「市松人形 銘つぼみ」(新町三井家蔵)を中心とする、愛らしい市松人形の世界も同時に鑑賞できます。

【日時】2019年2月9日(土) ~ 4月7日(日)

【会場】三井記念美術館 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階

【問合せ先】03-5777-8600

【アクセス】東京メトロ銀座線 三越前駅より徒歩1分

4.瀬戸屋敷ひなまつり

開成町の重要文化財・300年の歴史ある名主屋敷「瀬戸屋敷」。

約1800坪の屋敷内の茅葺の母屋で開成町の祭り「瀬戸屋敷ひなまつり」が開催されます。

地元の蔵から発見された300年前の「享保雛」や瀬戸屋敷収蔵の人形の数々、 婦人会手づくりの「つるし雛」7,000個以上や高さ2.4mの「大つるし雛」が楽しめる江戸風情溢れるお祭りです。

【日時】2019年2月中旬~3月上旬

【会場】あしがり郷 瀬戸屋敷 神奈川県足柄上郡開成町金井島1336

【問合せ先】0465-84-0050

【アクセス】小田急線新松田駅より箱根登山バス関本行き10分「四ツ角」下車 徒歩15分

5.淡島神社祭礼 3月3日限定イベント

「あわせてください淡島様よ、お礼参りは二人づれ」と、底抜け柄杓(びしゃく)の柄に麻を結んで奉納する祭礼が、毎年桃の節句の3月3日に行われます。

祭礼では、神社前の芦名海岸からは、神職、巫女が船に乗り込み、流し雛も行います。

また、持ち込まれた人形の供養が行われます。

【日時】2019年3月3日(日)

【会場】淡島神社 神奈川県横須賀市芦名1-18-29

【問合せ先】046-856-0707

【アクセス】京浜急行新逗子駅から長井方面行きバス「市民病院行」「長井行」他(約25分)「浄楽寺(じょうらくじ)」バス停下車、徒歩約15分

6.鴻巣びっくりひな祭り

鴻巣市の「人形製作」は約380年の歴史があるといわれ、鴻巣の貴重な地場産業でもあります。

15回目の開催となる今回は、全国的にも有名となった“ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇”(31段高さ7m)を中心に、公共施設や商店等の協力によるまちかどへのひな飾り「まちかどひなめぐり」を実施。

メイン会場のエルミこうのすショッピングモールの他、市内各所をサテライト会場として雛飾りが楽しめます。

【日時】2019年2月20日(水)~3月10日(日)

【会場】JR鴻巣駅直結エルミこうのすショッピングモール 埼玉県鴻巣市本町1-1-2

【問合せ先】048-540-3333

【アクセス】JR鴻巣駅東口直結

7.飯能ひな飾り展

埼玉県飯能市で平成18年から開催している「雛飾り・つるし雛」のイベント。

雛めぐりスタンプラリーやつるし飾りを作る体験イベントなども楽しめます。

メイン会場の飯能市文化財「店蔵絹甚」をはじめ、市内商店街、個人店舗、個人参加のお宅など随所において年代物の貴重なお雛様のほか、各所工夫を凝らした展示が楽しめます。

【日時】2019年2月〜3月中旬

【会場】飯能市内各所

【問合せ先】042-974-3111

【アクセス】西武池袋線「飯能駅」下車

8. とちぎでの〜んびりあそ雛まつり

蔵の街のあちこちに雛人形が飾られるイベント。

雛人形を見るだけでなく、参加して楽しめるイベントなどもあり楽しめます。

期間を通してのイベントと、日にち限定のイベントがあるので事前にチェックが必要です。

土日を中心に各種イベントがあり、こども太鼓演奏や、ハンドメイド系の体験教室など、多くの体験ができます。

【日時】2019年2月20日(水)~3月3日(日)

【会場】蔵の街大通り他  栃木県栃木市

【問合せ先】0282-23-3131

【アクセス】JR両毛線・東武日光線 栃木駅徒歩15分

9.2019かつうらビッグひな祭り

ひな祭り開催期間中は、勝浦市芸術文化交流センターKüsteをはじめ、市内各所に約30,000体のひな人形が飾られ、街はひな祭り一色に。

市内浜勝浦の遠見岬(とみさき)神社の60段の石段一面におよそ1,800体の人形が飾られ、夕暮れ時からライトアップされる様子も壮観です。

期間中は、かわいいお稚児さんのひな行列や土日限定で日替わりイベントが盛りだくさんで盛り上がります。

【日時】2019年2月22日(金)~3月3日(日)

【会場】千葉県勝浦市内各所

【問合せ先】0470-73-2500

【アクセス】JR勝浦駅下車

10.江戸流しびな

流しびなは、子どもの災厄を紙や草木で作った人形に託し、川や海に流して祓い浄め、子どもの無病息災を願う日本古来の伝統行事です。

当日は、公募による一般参加の方1500名が参加しますが、それに先駆けた特別参加として、親水テラスから近隣のこども園の園児が流しびなを行います。

浅草名物の振り袖さんによるハト型風船の放天も行いますので、ぜひ見学したいところです。

【日時】2019年3月3日

【会場】吾妻橋親水テラス及び隅田公園内 東京都台東区花川戸1-2

【問合せ先】03-5826-4671

【アクセス】浅草駅下車 徒歩または水上バス

お出かけの際の注意点

ひな祭りイベントに参加する際の注意点は、展示されているものに対するマナーです。

触っていいもの、触れてはいけないものなど、特に小さな子には注意が必要です。

中には文化的にも重要なものも展示されています。

そういった貴重なものに接するせっかくの機会ですから、マナーは大切にしたいですね。

また、季節柄、暖かかったり寒かったりを繰り返す時期でもあります。

体温調節しやすい服装やお出かけ先の天気予報のチェックなどを忘れないようにしましょう。