だんだんと朝夕の風が涼しくなってきたと感じられるこの季節…
ハイキングやキャンプなど、家族でアウトドアを楽しみたいと考えているファミリーも多いのではないでしょうか?
しかし、そこで気になるのがアイツ…デング熱やマラリア、フィラリアなどを媒介するにっくき存在、そう “蚊” です!!
特に “秋の蚊” は、夏の蚊よりもやっかいと言われますが、いったい何故なのでしょうか?そこには理由がありました。
秋の蚊がやっかいな理由とは?
日本には「アカイエカ」と「ヒトスジシマカ」という2種類の蚊が存在していますが、最も活動的になる気温はアカイエカで25度、ヒトスジシマカで30度。
そして、ほとんどの蚊は35度以上で吸引意欲が低下するといいます。
最近の日本は猛暑を通り越して酷暑となっていますので、夏に蚊が活動しづらく、秋に増殖する傾向にあるというわけです。
だから秋の蚊はやっかいなんですね。
しかし、そんな蚊にも天敵がいることをご存知でしょうか?それは昆虫界最強と言われるアノ虫だったんです。
蚊の天敵は昆虫界最強のアノ虫
実は、その生物こそが “トンボ” 。
あの秋の空を優雅に飛び回るトンボ、実は物凄い能力を秘めていたんです!
昆虫界最強の虫 “トンボ”
トンボの飛行能力は、鳥をも超越しています。急停止、飛んだままでの空中静止はもちろんのこと、急加速も可能。
飛行速度は時速70kmと日本昆虫界では最速で、ギンヤンマにいたっては最高時速100kmにもいたります。
さらに、食欲も旺盛で、オニヤンマはスズメバチでさえ捕食するといいます。
そんな昆虫界最強ともいえるトンボ、実は蚊を好んで捕食する傾向があるというんです!つまり、トンボが飛び回る近くでテントを張るなどすれば、蚊に刺される可能性がグンと減るというわけです。
この秋、キャンプなどをされるファミリーはぜひ、トンボが飛び回る場所を探して、テントを張ってみてください。最強のスナイパーが、蚊から身を守ってくれるはずですよ!
トンボと仲良くして快適なアウトドアを
この秋、蚊の脅威から身を守る方法をお届けしました。トンボの力を借りて、上手にアウトドアを楽しんでくださいね!