奈良県立民族博物館は郷土の風俗慣習及びこれに伴う生活用具などで生活の推移の理解に欠くことのできない資料の保存と活用を図り県民文化の向上に資するために、昭和四九年に開館されました。奈良(大和)に暮らす人々が、その風土の中で育み、改良工夫を重ねながら維持してきた生活用具など民具の数々を収集し、これらを保存、展示公開する博物館です。常設展や、企画展なども開催されているのでそういった展示物も見て回ることができます。
弥生時代の遺跡として知られる唐古・鍵遺跡。そこで出土した遺物を保存、展示している施設です。館内はいくつかの展示室に分かれており、時代の移り変わりやテーマに合わせた展示が行われています。また、小中学生にもわかりやすいよう展示の仕方や分かりやすい言葉で説明しているパネルが置かれた部屋も用意されており、子どもでも楽しみながら考古学に触れることができます。子どもの夏休みの自由研究の題材としても最適なので、家族でのお出かけに足を運ばれてはいかがでしょうか。