大阪堺市にある神社、百舌鳥八幡宮。毎年行われる「月見祭」が有名で、稲の豊作を祈願して執り行われるようになったのが起源と言われています。太鼓を収めた台座の上に5段からなる朱色の座布団に似たものが積み重ねられた「ふとん太鼓」を、80名近くの大人がかつぎ練り歩く様は、勇壮で迫力があります!また社前にある府の天然記念物にも指定された、樹齢約八百年の巨木楠樹は必見です!
平安時代の宮廷画家巨勢金岡を祀っている神社。平安前期、絵所長者という絵の仕事をする役所があり、その重要なポジションにい金岡が祀られていますが、実際には金岡の絵は一つも残っていません。ミステリアスながらこの地が金岡にとってゆかりが深い場所であったことは確かであり、氏子11町内の大太鼓によりお盆のお祭りが現代にいたるまで、夏の風物詩として残っています。また、境内には樹齢900年と言われている御神木の楠があり、堺市指定保存樹木に指定されています。神社の歴史を知った上で、家族で参拝されてみてはいかがでしょうか。