1988年に陶器商の犬塚篤志によって伊万里市に遺贈。1825年に建てられた白壁土蔵造の本瓦葺の二階建て住居は、間口が狭く、奥行きがある「うなぎの寝床」のように細長い造りとなっています。伊万里の歴史を知る上で貴重とも言えるその建物を修理復元し、資料館として公開しています。当時の陶器商人の生活を感じ取る家具や陶器などの贅沢な調度品を多数展示。観覧無料なのでふらりと立ち寄って見られてはいかがでしょう。
伊万里川の清流を見おろす高台にある神社。神社の社殿は釘を一本も使わずに建てられている総木組建築の宮造り。境内にはお菓子の神さまで有名な中島神社があり、伊万里市出身の製菓王、森永太一郎の像が立っています。他にも境内には16の神々が祭ってあるので、全部探し出すのも楽しいですよ。毎年10月に行われる伊万里神社御神幸祭である伊万里トンテントンは五穀豊穣と豊漁を祈願するお祭りとして毎年多くの観光客でにぎわいます。
JR筑肥線伊万里駅から車で10分ほどの場所にある伝統ある色鍋島の窯元です。江戸時代に肥前鍋島藩主鍋島家が将軍家への献上品等の目的で直営の窯を設けたのが始まり。厳選した材料を用い、有田の名工を集め作り上げた格調高い色絵磁器。魯山窯は、その流れを引き継ぎ、伝統技法を守りながら現代の要素にも応える製品作りを続けています。ぜひお気に入りを探しにお出かけしてみていかがでしょうか。
色鍋島公法窯は鍋島焼の里「大川内山」に建つ、職人の伝統の技が光る茅で葺いた家屋が、どこか懐かしさを感じさせる建物。こちらでは主人である中村公法さんが30年近くにわたり色鍋島を研究し、習得した高い技術でオリジナル作品を制作・販売しています。店内は焼き物と相性の良い土壁でできていて、型紙摺りの小皿や手書きの作品など端整な絵柄が並んでいます。とても美しい作品に目を奪われます。周辺には観光スポットが多くあるので、伊万里に来た際は立ち寄っていただきたいスポットです。
楠久駅徒歩5分!白い建物が目印のグラムは、昔懐かしい喫茶店のような店内で、パスタやピザなど洋食を中心としたメニューが味わえるカフェレスト。店内にはオープンキッチン前のカウンター5席とテーブル20席があり、おひとりさまでも気軽に利用できます。マンガ本なども置いてあるので、ついつい長居してしまう方も。人気のパスタは和風やクリーム系はもちろん、珍しいソースもあって驚き!パスタはサラダ付き。他にもピザや定食などボリューム満点で、男性でもお腹一杯になるはず。
西九州自動車道波佐見有田ICから車で3分の場所にある有田焼のテーマパークです。有田焼の作品展示や市商品の販売、焼き物のアウトレットショップ、宗政酒造のお酒が試飲できるお土産専門店、食事のできるレストランなどや有田焼の体験ができる工房と酒造の見学もできます。子供達と一緒に焼き物を作れば一生の思い出になりますね。ぜひ家族でお出かけして楽しい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
広いが人が少ないので走り回れる。お城やちょっとした遊具やがあり、小さな池には鯉やとりがいて、子どもが喜ぶ。お土産屋があり、トイレもある。自然が豊かなので、ご飯を持っていったりして食べても楽しい。
国際的に活動する音楽家を招いて本格的な芸術文化催事を開催したり、本格的な陶磁器展示会や美術展を開催したりすることができる施設。敷地内には広大な芝生のイベント広場や冒険の森、岡本太郎氏の立体作品を見ることができる噴水広場などのゾーン分けした公園があります。遊具施設がある公園もあるので、子ども連れの方にもおすすめ。ミニコンサートやリコーダープロジェクトなどのイベントも定期的に開催されています。
ものすごく広いので、駐車場から遊具までが遠いです。しかし、遊びがいのある大きな公園です。遊具もたっぷりあります。
1万5000メートルの敷地内に鍋島藩の歴史と伊万里焼の里ならではのオブジェや陶工の家、登り窯などがあります。8月の初旬には32の窯元が取り組む献上窯焚きが行われ、鍋島藩御用窯時代の献上品を再現し、伝統の技を引継ぎ残すために取り組まれています。また11月の鍋島藩窯秋まつりにはその時に作られた各窯元の作品約500点が販売されます。ぜひ焼き物の里に訪れてその歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
人里離れた山奥の里にひっそりと佇む伝統鍋島青磁を専門に製作する窯。「砧青磁」「貫入青磁」など、大川内山のみに産出する青磁鉱石を掘り出し精製し焼き上げた青磁は、長春窯だけでしか手に入らない逸品。飽きの来ないシンプルな形、光の当たり具合で変化する色調、伝統の深い味わいと魅力あふれる鍋島青磁に多くのファンがいるのも頷けます。これだけの芸術品が手ごろな価格で販売されているのでお土産としても喜ばれています。
歴史深く、豊かな自然を残した秘窯の里として名高い大川内山にあるギャラリー。オーナーの徳永徳美さんは窯主として自ら絵付もしています。花や水玉模様といった伝統の中に女性らしさを感じさせる柔らかく繊細なデザインが多く並んでいます。湯呑み、茶碗、陶器の小物などの実用品や調度品は、藍色を基調に、赤青黄を使うことで現代風にアレンジ。こけしタイプの耳かきは、その愛くるしい表情から女性に人気。工房見学不可。
パスタ中心のレストランです。パスタは種類が豊富でどれも美味しいので、子供は毎回どのパスタを食べようか選ぶのに夢中です。