Restaurant Chez Noix 高井田本店 （レストラン シェノワ）

『騙された気分』（店側に許可を得て書いています）

東大阪でも比較的上位の口コミランキングを維持しているレストランという事で、一度は行ってみようと思った。

思っただけで留めておくべきだったかも知れない。

こういうお店にお一人様で入店する勇気は当方にはないので、日頃お世話になっている方を招待する事に。

いざ入店すると、スタッフと思しき女性に変な顔をされた。

え？入ったらダメなの？

こちらが豆鉄砲食らった鳩みたいな顔してるところに、そのスタッフが訊いて来る。

「ご予約の方ですか？」

予約してないとこの扱いなのか？と思いつつも「いえ、違います」と答えたところ、２呼吸ほど間を取った後に

「少々お待ちください」と引っ込んでしまった。

何だこれ？まるで指名手配犯が入店した時のキョドった店員の対応そのままじゃないか。

無論、私は指名手配犯などでは断じてない。

少し待った後で、逆方向から別のスタッフが現れ、「ご案内します」との事。

どうやら厳しい入店審査はクリアしたようだ。一見さんも苦労するぜ…。

そして案内されたのはくっそ狭いテーブルだった。

他の客がついてるテーブルより明らかに小さいし狭い。

おいおい、お茶しに来たんと違うんやけどなぁ…。

まあ料理が落ちさえしなきゃいいか！

高井田にあるから単価も高いの？と冗談のひとつも言いたくなるほど高い価格設定のメニューを見る。

ランチで最も高いので２８００円、今回頼んだハンバーグランチでも１３５０円。

これで美味しくなければ嘘だなと思いながら、値段に圧倒される形で比較的安い方のハンバーグランチを二人分注文。

しばらく待つも、なかなか料理が来ない。

結構な客入りだったので、しょうがないかと談笑しながら待つ。

そして結構な時間を待ち、ようやく出て来たのはガストとかの冷食解凍モノより落ちる外観のハンバーグ。

添え物も色の悪いマカロニに少し固いジャガイモ。

そもそもシェノワのホームページに掲載されている写真との違いが大きすぎる！

ハンバーグの入った皿は小皿より少し大きい程度のもので、ハンバーグもそれに比例して小さい。

しかも驚いたのは上に乗せてある焦げまくった目玉焼きをどかしたら、ハンバーグが生焼けだった事。

レアステーキか？こんなチンチンに熱した皿に乗ってるのに半生とか悲しすぎる。

唯一美味しいと感じたのは熱いうちのブリオッシュ（パン）のみ。

それも冷めたら何の事はない、ただのパサつくパン。

そして食べ終わって帰る段階でスープが持って来られてなかった事に気付く。

連れの「もういいでしょう」の一言で諦めて帰ったけど、１３５０円も出してスープも無い、ただの焦げた目玉焼きと半生ハンバーグの乗っただけの粗末なランチしか食べさせて貰えないとは、ここは随分と敷居の高い店だと改めて気付かされる事となった。

やはり最高級のシチュー（２８００円）を頼むか、一人あたりの単価が３０００円を超えないと人間扱いをしてくれない店なのだろう。

さぞ来店するリピーター客の大半は年収２０００万超えの人揃いなのだろうな。

私の如き貧民が来るべき店でないのは確かである。

※食事の後、夕方に帰宅してからシェノワ本店の偉いさん（恐らく支配人）に電話したところ、平身低頭で謝罪してくれた。

この段階でようやく人並を扱いをされた。

従業員教育と質の向上を約束してくれたので、恐らくもうこんな人外の扱いはされないだろうと信じたい。

赤ちゃん連れでも大丈夫なお店として友人に紹介してもらい訪れました。隠れ家的な外観がとてもおしゃれでご飯も美味しく、更にお子様連れのお客さんが多いので子供がグズっても安心していることができました。頻繁に利用したいお店の1つです。

キッズスペースがあり、食事が先に済んだ子どもを側で遊ばせられます。小さなお店ですが、食事も美味しいので、また行きます！