純日本風・木造平屋建ての駅舎。廃止された後、国の重要文化財に指定され、和風建築の最高傑作と言われています。灯籠型の和風シャンデリアや、装飾に凝った瓦屋根など細部に大正浪漫を感じる建築美が。プラットホームや線路跡も残っており、蒸気機関車も保存されていて、素敵な記念撮影ができます。廃止時の運賃表や時刻表を見ているとノスタルジックな気分に。当時のまま残された希少な駅舎で、ゆっくり流れる時間を過ごしてみてはいかがですか?
日本画家石本正の作品を展示している美術館。若いころから晩年までの作品を順に鷹揚な形で展示されており、その筆致や作風の変化をありありと鑑賞することができます。通路が広くとられており、ベビーカーでの移動も楽に行うことが可能。企画展も開催されるので、見たい作品がある場合はホームページでご確認を。ミュージアムショップもあり、お土産や画集を手に入れることができます。また、カフェもあるので、じっくりと作品の世界に浸るため足を運ばれてはいかがでしょうか。
水をテーマに現代美術と科学を融合した作品が展示されています。中央の池には手作りの噴水が置かれ、春、夏に公開されています。絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルの姿を見られる貴重な場所でもあります。庭園には三種の水琴窟がおかれ、音の違いを楽しむことができます。館内には体の水分量を計ることができる機械や渦柱を作る器具が置かれており、小さな子どもも楽しみながら水と親しむことが可能。家族でのお出かけに、足を運ばれてはいかがでしょうか。
山陰道宍道インターから車で20分!木綿街道にある本石橋邸は、平田町の発展と近代化に貢献した1750年頃の大地主の家。2階部分のなまこ壁は古典的な市松模様で風情があります。江戸時代に松江藩主の御成座敷として造られた奥座敷は、木綿街道交流館の中で最も古い建物で、10畳の主室は格式ある書院造りで見どころの一つ。奥座敷の東西にある庭園は、庭石を高めにするなど、地方の特色があります。他にも外観の出雲格子やなまこ壁も見どころ。
歴史を感じるシンメトリーな駅舎がなんともロマンを感じます。デゴイチと呼ばれる蒸気機関車が間近で見られるので、男の子におすすめです。広場がありますが、遊具などはありません。駅の中を見学して、ホームに出てみたりして、機関車を見て帰る、という感じなので、赤ちゃんや幼児は退屈かもしれないです。