明治になって各館町の町長になり町の発展に尽力してきた西宮家の所有する5つの蔵と1つの母屋に手を加え、物産販売、レストランとして活用されています。どちらも歴史を感じる素晴らしい出で立ちをしており、明治時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に。現在は武家に伝わる道具や文献などが展示されている文庫蔵は最も歴史の深い蔵で明治27年に上棟されました。入場料無料で貴重な文化遺産の数々を観ることができるお得スポットです。
角館は武家屋敷が立ち並ぶ場所として有名なスポットですが、その中でも石黒家のお屋敷は最も古く、18世紀から19世紀の間に建設されたと言われています。江戸時代そのままの出で立ちはとても風情があり、門、屋根、梁、一つ一つに歴史を感じることが出来ます。お屋敷とともに歳を重ねてきた庭の枝垂れ桜は樹齢250年!桜以外にもスズランスイセンや野生のアナグマなども顔をみせてくれる、癒やしの場です。
芸術村の5つの魅力をご紹介。秋田発祥の劇団のメイン劇場、日本庭園を眺めながらの温泉、地元の郷土料理、ブルーベリーの摘み取り体験、工場直送の地ビール、森林工芸館では子どもから大人までレベルに合わせて木工品や陶芸品づくりを楽しめ旅の思い出におすすめです。他にもソーラン節ワークショップや各種イベントなどしみ方いっぱい。温泉「ゆぽぽ」は宿泊もできるので、思い存分遊びやグルメ、癒しを満喫することができます。
天明時代に角館の地に伝えられたとされる樺細工は、角館の代表的な工芸品として、茶筒、箱、ブローチなどの制作に使用されてきました。独特の光沢と模様の入った樺細工は渋く、美しく、自然の温かみがあります。樺細工以外にも、白石焼、角館春慶、イタヤ細工などの工芸品が多く展示されている角館樺細工伝承館。樺細工のミニ壁掛けや、イタヤ細工の小物を造る体験学習で、より身近に伝統技術を感じることができそうです。