明治から昭和初期にかけて建築された北海道の建造物が再現されている野外博物館です。建造物から北海道の歴史を体感でき、子どもの自由研究の題材にもピッタリ!園内を走っている馬車鉄道やスタッフの服装など、まるで当時にタイムスリップしているかのよう。建物の中にも入れるので、当時の生活の様子を身近に感じることができるはずです。札幌駅からバスが出ていますが、本数が少なく距離もあるので車での移動がおススメです。
北海道庁旧本庁舎は明治21年に建てられた「赤れんが庁舎」の愛称でも知られる、北海道のシンボル的存在。アメリカ風ネオ・バロック様式の建築で、明治時代に作られたひずみのあるガラスや化粧枠にしまわれた寒さ対策の二重扉など、機能的な造りが特徴。館内は無料公開されていて、北海道の歴史をたどる資料の展示を観ることができます。庁舎前の庭や会議室では毎月さまざまなイベントが行われているので、ぜひHPを確認してみてくださいね。
北海道立文学館は、緑豊かな中島公園の一角に建っています。北海道にゆかりのある作家の文学作品、雑誌、文学資料、創作ノート、日記、書簡、スクラップブック、色紙、短冊、絵画、愛用品などを収蔵、展示しています。他にもアイヌ民族の文学や小説・評論、詩、短歌、俳句、川柳、児童文学などを紹介している常設展も観ることができます。公園内には明治初期の洋風建築の「豊平館」や、世界的な水準の音響施設を備えた音楽ホール「キタラ」などの文化施設もあるので、散策しながら見学してみてはいかがでしょうか。