約270種類の鳥や周囲の自然を守るために環境省と苫小牧市が共同で管理する施設。多くの展示や映像でウトナイ湖の自然や生態系を紹介していて、子どもと楽しめる体験型の展示もあります。渡り鳥の中継地として有名で、双眼鏡がいくつも設置してあり誰でも気軽にバードウォッチングができます。また、定期的にガイドさんによるバードウォッチングやウォークラリーなどの無料イベントを開催していて子ども連れでも楽しめます。
日和山が噴火した時にできた爆裂火口跡で、周囲1㎞のひょうたん型の沼。沼底から約130℃の硫黄泉を噴出していて、表面の温度でも40~50℃あり、灰黒色をしています。常に全体から湯煙がもくもく立ち上っている様子は不気味ながらも圧巻で、自然の凄さを感じさせます。遊歩道を進んでいくと、間欠泉“大正地獄”や、“大湯沼川天然足湯”が。また、近くの地獄谷も一緒に散策することが出来るのでまとめてまわるのがお勧めです。
火山噴火の火口が間近で見られる散策路です。火山被害の爪痕を活かし、火山学習の教材的役割として整備されました。水蒸気を上げる火口や地熱帯を実際に歩いて見学する事で、自然の驚異を学ぶ事ができます。火口周辺を散策しながら、火山被害の様子を案内してくれるガイドもいるので、子どもと一緒にその話に耳を傾けてみてはいかがですか。