登別温泉の約4分の3の温泉の源泉地となっている場所です。日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡で無数の噴気孔から硫黄やガスを噴き出し、熱湯の湧出口があり、鬼の住む地獄のような風景からこの名前が付けられました。温泉街のすぐ北側にあり、入口までは旅館から徒歩10分で行けます。展望台や遊歩道、観音堂、薬師如来堂、間欠泉の鉄泉池があるので、ぜひ訪れて大地のエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。
約270種類の鳥や周囲の自然を守るために環境省と苫小牧市が共同で管理する施設。多くの展示や映像でウトナイ湖の自然や生態系を紹介していて、子どもと楽しめる体験型の展示もあります。渡り鳥の中継地として有名で、双眼鏡がいくつも設置してあり誰でも気軽にバードウォッチングができます。また、定期的にガイドさんによるバードウォッチングやウォークラリーなどの無料イベントを開催していて子ども連れでも楽しめます。
日和山が噴火した時にできた爆裂火口跡で、周囲1㎞のひょうたん型の沼。沼底から約130℃の硫黄泉を噴出していて、表面の温度でも40~50℃あり、灰黒色をしています。常に全体から湯煙がもくもく立ち上っている様子は不気味ながらも圧巻で、自然の凄さを感じさせます。遊歩道を進んでいくと、間欠泉“大正地獄”や、“大湯沼川天然足湯”が。また、近くの地獄谷も一緒に散策することが出来るのでまとめてまわるのがお勧めです。
1979年に苫小牧市の自然環境保全地区に指定された渓谷。ガローは、両岸が絶壁になっているという意味で苔に覆われた全長約1kmの岩壁は樽前山噴火によってできた溶結凝灰石が樽前川によって浸食された地形です。斜面にはコケが一面に張りつき、緑のカーテンが敷かれているような景気が見られます。周囲の山林はヒグマの生息地なので、活動が活発化する時間の入林は控え、 また、足元が滑りやすいので子ども連れやお年寄りの方は注意が必要です。
火山噴火の火口が間近で見られる散策路です。火山被害の爪痕を活かし、火山学習の教材的役割として整備されました。水蒸気を上げる火口や地熱帯を実際に歩いて見学する事で、自然の驚異を学ぶ事ができます。火口周辺を散策しながら、火山被害の様子を案内してくれるガイドもいるので、子どもと一緒にその話に耳を傾けてみてはいかがですか。