花巻市にある宮沢賢治にスポットを当てた記念館。館内には宮沢賢治の作品・心象世界について解説した常設展示室の他、企画展などが行われる特別展示室、映像などが楽しめるサロンやラウンジがあります。賢治の命日である9月21日には毎年賢治祭と称して、宮沢賢治作曲の歌合唱、詩の朗読や野外劇、かがり火を囲んだ座談会などが開かれます。数々の作品を残した宮沢賢治に思いを馳せながら、星空を眺めるのも良いですね。
花巻市にある国指定名勝イーハトーブの風景地。花巻駅東方2km、岩手県を流れる北上川と猿ヶ石川の合流点から南にかけての北上川西岸辺りがちょうどその場所で、泥岩層が露出している様子を見た宮沢賢治が、「イギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸のようだ」と表現したことから名づけられました。現在では川の水位が下がっている時のみ、その光景を見ることができます。賢治がみた光景を、同じ場所で見てみたいですね。
岩手県遠野市にある体験型施設。江戸中期以降に建てられた茅葺屋根の曲り家をそのまま移築しています。村内には小川が流れ、田畑、炭焼き小屋などがあり、かつての遠野の山里が再現されています。遠野の文化と伝統を守る人「まぶりっと(守り人)」達が、魚のつかみ取りや陶芸、そばうちなどの体験を優しくサポートしてくれますよ。子どもでも気軽に参加できる昔話も。夏休みの思い出づくりに足を運んでみてはいかがでしょうか。
遠野の昔話の世界を五感を使って楽しめる場所。それが、とおの物語の館。遠野の周辺で語り継がれてきた昔話が、文字だけでなく、映像や立体模型などで遠野物語の世界観を表現されており、足を進めていくとどんどん物語の世界へ引き込まれていきます。また、物語の作者、柳田國男の生涯を説明した展示も。子どもが読みやすいように物語を表現した絵本もあり、子どもも物語や館内を理解しやすい工夫がされています。また、語り部による昔話を聞くことができる劇場やお食事処、ギフトショップと施設も充実。昔話を体感しに、子どもさんとお出かけしてみてはいかが。
宮沢賢治の世界がたっぷりあじわえる記念館です。
中はとても広いので、ベビーカーで入れるのが嬉しいです。
ちょっとしたカフェもあるので、疲れた時に一休みできるものいいですね。