東日本大震災で全壊した前施設の代わりに、平成26年12月に新しく建てられた、観光や海女を紹介する施設。1階は観光案内所・産直施設、2階はテレビで有名になった北限の海女について紹介する展示コーナー、3階は軽食スペースになっています。近くの海岸で、海女さんによる素潜りの実演やフェスティバルが行われ、間近で見学することができます。一躍スポットライトを浴びた歴史ある漁法を、是非一度目の当たりにしてみてください。
花巻市にある宮沢賢治にスポットを当てた記念館。館内には宮沢賢治の作品・心象世界について解説した常設展示室の他、企画展などが行われる特別展示室、映像などが楽しめるサロンやラウンジがあります。賢治の命日である9月21日には毎年賢治祭と称して、宮沢賢治作曲の歌合唱、詩の朗読や野外劇、かがり火を囲んだ座談会などが開かれます。数々の作品を残した宮沢賢治に思いを馳せながら、星空を眺めるのも良いですね。
花巻市にある国指定名勝イーハトーブの風景地。花巻駅東方2km、岩手県を流れる北上川と猿ヶ石川の合流点から南にかけての北上川西岸辺りがちょうどその場所で、泥岩層が露出している様子を見た宮沢賢治が、「イギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸のようだ」と表現したことから名づけられました。現在では川の水位が下がっている時のみ、その光景を見ることができます。賢治がみた光景を、同じ場所で見てみたいですね。
岩手県遠野市にある体験型施設。江戸中期以降に建てられた茅葺屋根の曲り家をそのまま移築しています。村内には小川が流れ、田畑、炭焼き小屋などがあり、かつての遠野の山里が再現されています。遠野の文化と伝統を守る人「まぶりっと(守り人)」達が、魚のつかみ取りや陶芸、そばうちなどの体験を優しくサポートしてくれますよ。子どもでも気軽に参加できる昔話も。夏休みの思い出づくりに足を運んでみてはいかがでしょうか。
藤原養蜂場は、ミツバチの自然食品やはちみつを使ったスイーツが味わえるスポット。藤原養蜂場の工場のそばにはジェラートワンとはちみつ村があり、ジェラートワンでは常時20種以上揃うジェラートやソフトクリーム、あずきと胡桃が入った名物の栃みつ焼き、喫茶コーナーでハニートーストが味わえます。はちみつ村では約50種類もの蜂蜜を試食・購入できたり、生きたミツバチや養蜂具の展示の見学もできちゃいます!本物の蜂蜜を味わうならココ!
国の重要文化財に指定されている旧岩手銀行中ノ橋支店は今から100年以上も前に建てられた、通称「赤レンガ」の名前で愛された盛岡のランドマーク。約91万個のレンガを積み上げた赤煉瓦造りに緑のドーム、ルネッサンス風の外観がとても印象的。東京駅を手掛けた辰野金吾氏が手掛けました。「アークライト(孤光燈)にめくるめき、羽虫の群のあつまりつ、川と銀行木のみどり、まちはしづかにたそがるる」と、この界隈を愛した宮沢賢治が晩年の詩でうたったことでも知られています。
奥州藤原氏・清衡、基衡の屋敷跡として伝承されてきた柳之御所の遺跡。巨大な遺構が発掘されたことから、3代目秀衡の政庁だった「平泉館」もこの敷地内にあったと考えられています。今までの発掘調査で、掘立柱建物跡、巨大な掘、橋 道、園池、10トン以上のかわらけ(土器)などが出土しており、敷地の面積半分が「柳之御所史跡公園」として整備。池、掘、道路などが復元され、貴重な出土品は、柳之御所資料館にて展示されています。
遠野の昔話の世界を五感を使って楽しめる場所。それが、とおの物語の館。遠野の周辺で語り継がれてきた昔話が、文字だけでなく、映像や立体模型などで遠野物語の世界観を表現されており、足を進めていくとどんどん物語の世界へ引き込まれていきます。また、物語の作者、柳田國男の生涯を説明した展示も。子どもが読みやすいように物語を表現した絵本もあり、子どもも物語や館内を理解しやすい工夫がされています。また、語り部による昔話を聞くことができる劇場やお食事処、ギフトショップと施設も充実。昔話を体感しに、子どもさんとお出かけしてみてはいかが。
もりおか啄木・賢治青春館は、盛岡で青春期の10年を過ごした石川啄木と宮沢賢治を紹介する観光スポット。建物は明治43年に建てられた「旧第九十銀行本店」を保存活用。市の有形文化財と国指定重要文化財に指定されている、レンガ造りの美しいロマネスク風の近代洋風建築が目を引きます。2人の当時の様子がわかるパネルや映像体験室、金融の歴史や盛岡の当時の町並みを再現したジオラマなどを観ることができます。見学の後は「喫茶あこがれ」でお茶をするのがおすすめ。
宮沢賢治の世界がたっぷりあじわえる記念館です。
中はとても広いので、ベビーカーで入れるのが嬉しいです。
ちょっとしたカフェもあるので、疲れた時に一休みできるものいいですね。