宝厳院は春と秋だけ拝観期間が決まっていて一般公開される寺院。「獅子吼の庭」「風河燦燦三三自在」など貴重な芸術作品ともいえる襖絵やお庭を拝観できます。秋の拝観の時期には庭園の木々が色づき、大変美しい紅葉も見ることができます。お庭の拝観の場合は、少し段差のある場所もありますが、ベビーカーでも拝観できますので、小さなお子様が一緒でも大丈夫です。襖絵を拝観する場合は靴を脱いで上がることになるので、お子様連れですと大変かもしれません。
京都府京都市にある天台宗の寺院。888年に天台座主安慧によって創建された比叡山延暦寺の塔頭です。近年はパワースポットとして若者からも高い人気を誇っています。また敷地内にはたくさんの紅葉が植えられており、もみじ寺といわれるほど紅葉の名所となっています。四季の移ろいに合わせて様々な表情を見せるお寺に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
比叡山を望む日本庭園を有した臨済宗のお寺。最寄駅からは30分近く歩くので、バスで行かれることをお勧めします。その分観光地京都にありながら静謐な場所を堪能することができ、神聖な気持ちになること間違いなし。枯山水の庭があり、サザンカの生垣、杉やヒノキの木立が並ぶ様はノスタルジックであり、ゆっくりと見て回るのに最適。近くには大きな池のある京都市内最大の公園があるので、休日の散歩コースに選ばれてみてはいかがでしょうか。
大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある、真言宗大覚寺派大本山の寺院です。創建は876年、いけばな発祥の地で「いけばな嵯峨御流」の総司所でもあります。宸殿(重要文化財)と正寝殿(重要文化財)をはじめ襖絵(重要文化財)など、多くの文化財があり、紅葉シーズンになると寺や大沢池周辺の紅葉は一際艶やかで、夜はライトアップもあり圧巻です。名古曽の滝の跡に抜ける道が紅葉のトンネルとなり、特に美しいと評判です。
法観寺は、通称「八坂の塔」と呼ばれる東山エリアのシンボル!法観寺周辺には高い建物がないので、八坂の塔は見つけやすいでしょう。拝観料を払い境内に入ると、塔を中心に、聖徳太子が祀られている太子堂や薬師堂がありますが、狭い境内では塔が一際目立ちます。塔は二層目まで入ることが可能。壁や柱には細かく絵や模様が描かれていたり、仏画が描かれていたりと、当時の華やかさがうかがえます。二層目からは京都の街を望むこともできますよ。観光の際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
歴史ファンにおすすめ!大徳寺は、千利休ゆかりの地として知られる観光スポット。境内はとても広く、勅使門や三門、仏殿、法堂の他に、塔頭と呼ばれる小さなお寺がたくさんありますが、常時公開されている塔頭は4つのみとなっています。戦国時代の茶人・千利休が、秀吉の怒りを招き、切腹のきっかけとなった大徳寺の三門は見どころの一つ!境内には茶室や庭園などの文化財がいくつも残っているほか、戦国武将のお墓もあり、歴史ファンにはたまりません!座禅体験や茶道体験、精進料理の体験も可能。
もみじの名所です。ベビーカーは売店前に置かせてもらう形になります。通路が狭いので、観光客が殺到するシーズンは子どもには窮屈かもしれません。