奈良県宇陀市街から南方向に広がる伊那佐山。日本神話の説話「神武東征伝説」を残す山としても知られており、山頂付近には都賀那岐神社が祭られています。比較的なだらかな登山道となるので、小学校低学年ぐらいの子どもであれば、山登り可能。登山口から約40分ぐらいで頂上まで行くことができます。子連れで山登りをされる方は、安全面に注意し、無理のない範囲で楽しみましょう。山頂からは、音羽三山や宇陀盆地などを眺めることができ、美しい景観が眺められると好評です。
畝傍山西南の丘陵地に連なる新沢千塚古墳群。4世紀末から6世紀末まで、約200年造られ続けた約600基もの古墳で、日本を代表する古墳群です。県道を挟んで北と南エリアに分かれており、円墳をはじめ、方墳や前方後円墳、前方後方墳などが見られます。古墳好きな方や歴史好きなファミリーには特におすすめです。史跡指定地の中だけでも380基ほどあり、遊歩道も整備されているので、散策にも最適。新沢千塚古墳群公園方面へも歩いて行けます。公園内にあるふれあいの里には、お手洗いなども完備されているので、覚えておくとハイキングなどの際に安心です。
1000本のしだれ桜が咲き誇る庭園。奈良県内では2番目に人気の高いお花見のスポットで、標高が650mと高く、下界よりも遅めの開花なのでゆっくりと桜を楽しめます。見ごろは4月上旬から下旬。園内送迎もあるので、小さい子ども連れの方や、山道を登ることが大変な方も安心。「千年の丘」からは、圧巻の一目千本の眺望を楽しめますので、家族でお花見をしに行ってみてはいかがですか。