奈良県宇陀市街から南方向に広がる伊那佐山。日本神話の説話「神武東征伝説」を残す山としても知られており、山頂付近には都賀那岐神社が祭られています。比較的なだらかな登山道となるので、小学校低学年ぐらいの子どもであれば、山登り可能。登山口から約40分ぐらいで頂上まで行くことができます。子連れで山登りをされる方は、安全面に注意し、無理のない範囲で楽しみましょう。山頂からは、音羽三山や宇陀盆地などを眺めることができ、美しい景観が眺められると好評です。
畝傍山西南の丘陵地に連なる新沢千塚古墳群。4世紀末から6世紀末まで、約200年造られ続けた約600基もの古墳で、日本を代表する古墳群です。県道を挟んで北と南エリアに分かれており、円墳をはじめ、方墳や前方後円墳、前方後方墳などが見られます。古墳好きな方や歴史好きなファミリーには特におすすめです。史跡指定地の中だけでも380基ほどあり、遊歩道も整備されているので、散策にも最適。新沢千塚古墳群公園方面へも歩いて行けます。公園内にあるふれあいの里には、お手洗いなども完備されているので、覚えておくとハイキングなどの際に安心です。
その高さ約23m。「布留の滝」とも呼ばれ、和歌集にも詠まれたこともある歴史ある滝です。 夏場の滝びらきや神事のころには、避暑地として多くの人が訪れます。 春や秋にも山の景色と相まって風光明媚なさまを見ることができます。 滝の直前まで車で向かうことができるので、小さな子どもを連れていても安心。美しい瀑布は、子どもの感性をきっと刺激することでしょう。
金剛山は大阪と奈良をまたがる標高1000m超えの山で、大阪川からはロープーウェイで登れる気軽さや、景色が素晴らしいと、登山に訪れる人も多い山。登山ルート上にはトイレがありませんので、おむつが取れた頃を登山の目安にするといいかもしれません。沢山の登山ルートがありますので、子供連れで登山の場合は本道を利用するなど、情報集めをしっかりとしてから望むことをおすすめします。国定公園に指定されている場所や、ブナの自然林が多く残り、生き物たちも沢山生息していますので、自然を肌で感じられて良い場所です。
昭和8年に発見され、5年もの年月をかけて発掘された「面不動鍾乳洞」は、奈良県の特別天然記念物にも指定されている場所で、規模も大きい見ごたえのあるスポット。中に入ればそこは別世界のような空間が広がっており、ところどころライトアップされた神秘的な鍾乳洞内に大人も子どもも心を奪われます。鍾乳洞は年間を通して平均気温が8度程度なので、夏場は避暑地としてもにぎわっています。トロッコに乗って鍾乳洞内を探索できるので、子どもたちもいつもと違う景色に思い出に残る場所です。
神秘的な雰囲気を漂わせる美しい渓谷。透明度が高くエメラルドグリーンに輝く川は、山の緑とマッチして都会の喧騒を忘れることができる風景です。川沿いには遊歩道が整備されており、子ども連れでも歩きやすくなっています。滝の上にはつり橋が設置されており、上から眺める絶景に心癒されることでしょう。ハイキングコースは2時間ほどで歩ききることができるよう設定されており、ゴール地点の洞川温泉にはきれいな公衆トイレ用意されています。休日のお出かけに、警告を眺めに行かれてはいかがでしょうか。
夏に行くと涼しくて、滝の近くで水遊びができる。 カニやカエルなど生き物をみつけるのも楽しいみたいです。