河内音頭発祥の地であるお寺。荘厳な門構えが日常と乖離した清らかな空間を演出しており、境内も立派な御堂が目を引きます。地蔵盆が近づくころに河内音頭が開催されています。本来は死者の追善法要のため行われていた仏教的儀式ですが、時代の変遷により庶民の娯楽へと発展していったものと推察されています。にぎやかなちょうちんで飾られた櫓を囲って、地元の人はもちろん観光客も一緒に踊る様は見ごたえたっぷり。一緒におどるのもまたよしです。奥ゆかしいお寺の風情と、にぎやかなお祭りの興奮を味わうことができるお寺へ、家族で訪れてみてはいかがでしょうか。