明治日本を代表する洋館。長崎の街を観光するなら外せないスポットです。日本最古の木造洋風建築であり、建物や庭をじっくりと見ていると、激動の時代に彩られた浪漫を感じることができます。どれもが美しく整えられ、見とれてしまうものばかりですが、こちらは坂道や階段が多くベビーカーには向きませんのでその点はご注意ください。歩いて細部までご覧になることをお勧めします。園内にはカフェスペースとして開放されている屋方もあるので、一日のんびりとした時間を過ごされてみてはいかがでしょうか。
長崎県美術館は長崎港に面したベイエリアにある美術館。ガラス張りのモダンな外観と、海岸からの夕日がマッチして、ちょっとした観光名所にもなっています。長崎の伝統や芸術文化などについての常設展示があり、有名なお祭り「長崎くんち」で使用される「蛇」や「傘鉾」などを間近で見ることができます。その迫力は子どもも釘付けになること間違いなし。館内には、オムツ替え設備や授乳室などもありますし、カフェもあり、屋上庭園からは長崎港が一望できてお天気の良い日は気持ちが良いので、子連れのお散歩にも最適です。
1634年に江戸幕府の鎖国政策として長崎に築造された人工島。鎖国時代の約200年の間、日本で唯一西洋に開かれていた貿易の窓口です。現在は、大きく4つの時代の遺構や建物等が見学可能。西側からと東側からぐるりと周れるコースになっています。両方のコースともバリアフリーで、ベビーカーや車いすでも安心です。周辺には大型複合施設があり、子ども連れのファミリーやカップルで賑わっています。
石橋電停から徒歩3分の場所にあり、明治20年代後半に建設された洋館群です。現在は市指定の有形文化財になっており、狭小な宅地に密集した形で7棟の建物が建ちならんでいます。社宅または賃貸住宅として計画的に建設されたのではないかと推定されている建物です。現在6棟は居留地時代の様子を解説する東山手地区町並み保存センター、古写真・埋蔵資料館、国際交流の場として活用されています。
坂本龍馬ゆかりの地として後悔している記念館。坂本龍馬がもたれかかった10畳座敷の柱など忠実に再現されています。入館料は大人300円、高校生200円、小中学生150円。亀山社中記念館名誉館長は坂本龍馬の大ファンと知られている「武田鉄矢」さんが勤められています。坂本龍馬の夢の続きを武田鉄矢さんが受け継ぎ発信しています。是非観光に訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
クルーズが行われたりと、今注目を浴びている、日本の近代化を象徴している遺構です。見た目が軍艦「土佐」に似ているということから、通称「軍艦島」と呼ばれていますが、三菱により本格的な近代炭坑として開発が進められた海底炭鉱です。2015年には世界文化遺産に登録されました。子どもにも興味深い、力強い見た目。リニューアルされたばかりの資料館もあり、歴史や文化、世界文化遺産としての価値などを紹介しています。その近くにある展望台からは軍艦島の眺望も楽しめます。
大浦天主堂は西坂の丘で殉教した26聖人に捧げるため、フランス人プチジャン神父によって建てられた教会。正式には「日本二十六聖人殉教聖堂」といわれ、日本最古の木造ゴシック様式の教会です。昭和8年に国宝となりましたが原爆で被害を受け、昭和28年に日本最古の教会堂として国宝に再び指定されました。大浦天主堂には約100年前のステンドグラスやキリシタン資料室、旧羅典神学校などがあり、歴史を感じることができます。長崎に来た際にはぜひ足を運んでみてください。
眼鏡橋は浜の町から少し歩いたところにある、日本最古のアーチ型石橋です。寛永11年、興福寺の黙子如定禅師によって架設され、昭和57年の長崎大水害で一部崩壊しましたが翌年復元され、国の重要文化財に指定されました。川面に映った眼鏡橋が「メガネ」に見えることが名前の由来とされています。「日本橋」、「錦帯橋」とともに日本三名橋に数えられています。眼鏡橋が架かっている中島川周辺にはハトやコイが生息し、お散歩するのにおすすめ。歩行者しか通れない橋はおすすめのスポットです。
浦上天主堂の名称で知られるカトリック浦上教会は、カトリックの教会とその聖堂で、長崎の観光スポットの一つ。昭和37年以降はカトリック長崎大司教区の司教座聖堂となっていて、建物・信徒数ともに日本最大規模のカトリック教会です。信徒会館の2階には原爆資料室があり、原爆資料館にはない貴重な被爆資料が多数展示してあります。原爆の投下により、当時の浦上の信徒数は一瞬で9000人から2000人になりました。投下したのがキリスト教の国というのがとても複雑です。この出来事を風化させない、伝え続けていくためにもぜひ足を運んでほしい場所です。
鎮西大社と称えられる長崎の総氏神様です。諏訪・森崎・住吉の三社がおまつりされ、 厄除け・縁結び・海上守護の神社として有名です。「長崎くんち」は、日本三大祭りとしても有名です。長崎の人々に親しまれてきたこの場所で、結婚式をあげるカップルは多く人気の神社です。長崎という土地に生まれてきた、または生活しているのであれば、この長崎の地元の方に愛された神社で人生の初の門出を祝ってみるのもいいかもしれません。
中国料理店や、中国工芸・中華菓子を売るお店が並んでいます。東西南北4ヶ所の入口に建つ朱塗りの中華門が目印。横浜中華街、神戸南京町とともに日本三大中華街と呼ばれています。ここで食べられる長崎中華といえば、やはりちゃんぽんと皿うどん。独特の麺、たっぷりの野菜と魚介の風味が堪能できる一品は、子どももきっと大好きな長崎自慢の味です。お座敷や個室があるお店も多く、ご家族やカップルで用途に合わせて選べます。
唐人屋敷跡は元禄2年、江戸幕府が密貿易を防ぐことなどを目的として、貿易で来航した唐人を住まわせた屋敷の跡地です。長屋数10棟が建ち並んでいたとされ、1度に2,000人前後の収容が可能だったといわれています。唐人屋敷跡地には市指定史跡の土神堂、観音堂、天后堂と市指定有形文化財の福建会館があります。夜、赤レンガ造りの建物がライトアップされた様子は異国情緒を感じる不思議な雰囲気です。ぜひ唐人屋敷跡のある館内町をぐるりと散策してみてください。
オランダ坂は東山手洋風住宅群など、異国情緒あふれる東山手に位置しています。近隣には日本で最初の女学校である活水学院があります。長崎の人々は東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいた為、「オランダさんが通る坂」という意味で居留地にある坂をオランダ坂と呼んでいたとされています。現在は、主に活水学院下の坂と活水坂、誠孝院前の坂がオランダ坂と呼ばれています。ここに来たら、資料館としても使用されている東山手洋風住宅群なども、併せて見学するのがおすすめ!
帰省した際に寄りました。時期が良かったので、つつじが満開できれいでした。主人から石畳の中にハート形の石があると言われ、子供と三人で必死に探しました。子供たちはそれがすごく楽しかったようです。