歴代の天皇や各国の要人に献上されてきた窯元です。馬や獅子など数々の細やかな細工が施された品々が手掛けられています。JR唐津駅前には重さ2.1トン、工程日数約1年を経て完成したこの赤獅子が飾られていて、唐津の顔として多くの人々に親しまれています。工房の見学はできませんが、多くの作品が並べられ販売している陳列所があります。
14代まで伝えられている秘法である赤絵の調合・技術を使い作り出される色絵磁器。江戸期より350年の「色鍋島」の伝統と高い品格を今に伝えている窯元です。国の重要無形文化財保持団体の認定を受け、人々の日々の暮らしを豊かにするための陶器作りを行っているそうです。GWの有田陶器市には今右衛門古陶磁美術館にて展示や特別企画品が並びますので、ぜひ訪れてすばらしい陶器を眺めてみてはいかがでしょうか。
海中展望船ジーラは、呼子の海をゆっくり回遊しながら海中遊覧が楽しめる、北部九州で初めての半潜水型海中展望船。くじらのイラストが施された船の中は、左右に大きな窓がある展望室になっていて、海面下1.2メートルにいる海の生き物たちを間近で見ることができます。また、デッキに出ることもでき、呼子の海や潮風を直接感じることができて気持ちいい!コースは呼子から鷹島の40分。幼児は大人1人につき1人無料なので、子ども連れにおすすめ。
明治中期以降、急激に流入した西洋文化の象徴として建てられた建築物。平成9年まで金融機関として利用され、唐津の近代化を象徴する建物です。外観の美しさもさることながら、内装も当時の粋を結集して作られており見どころ満載。現在は近代唐津の歴史を学ぶことができる常設展示が行われています。不定期ですがコンサートなど様々なイベントが開催されるので、参加を希望する場合は公式ホームページで確認してください。館内にはレストランもあるので、気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。