澄んだ名水の産地でお酒の作られる過程を見学できる工場。実際に稼働している仕込みタンクや蒸留機を見ることができ、お酒というものが細心の注意を払って手間をかけて作られていることを学ぶことができます。そんな丹精こめて作られたお酒は、原酒や貯蔵酒のテイスティングも可能。子どもの夏休みの自由研究の題材としてはもちろん、大人も楽しむことができる場所です。入園料は無料な点も嬉しいポイントですね。芝生広場や散策路も整備されているので、ピクニックにも最適。ぜひ家族でお出かけください。
本物の醤油を味わうならこちら、原次郎左衛門で。パリの三ツ星シェフも認めたその味を作る工程は、見学することが可能です。案内付きの見学で、入場料は無料。大型バス以外は予約も必要ないので、ドライブや醤油、味噌などのお買い物がてら立ち寄られても良いかもしれません。同施設内には吸収郷土玩具館も併設されており、こちらも見ごたえ抜群。夏休みの自由研究に、休日のお出かけに、子どもと一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。
昭和3年建築の木造校舎旧宇和小学校を移築して作られた「米どころ宇和」を紹介する博物館。約80種類もの稲の実物標本や、宇和地方で実際に使われていた農機具を展示しています。最近では全長109mもの長い廊下を使用した「Z-1グランプリ」(雑巾がけ競争)で有名で、全国から雑巾がけのタイムに自信のある猛者たちが集まります。いつもは静かな雰囲気漂う館内も、その日だけは熱気に包まれるそう。年に一度の決戦をこの目で見てみたいですね。
坂本龍馬が生まれ育った高知市上町にある記念館です。龍馬が土佐藩を脱藩するまでの少年・青年時代のエピソードが紹介されています。龍馬の生まれたまち記念館から高知市内に点在している龍馬ゆかりの史跡等をめぐるツアーや、観光ガイドさんが記念館内を案内してもらう事もできたり、龍馬の衣装に着替えることができたりします。龍馬が過ごした時代を想像し、当時の様子に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
1万5000メートルの敷地内に鍋島藩の歴史と伊万里焼の里ならではのオブジェや陶工の家、登り窯などがあります。8月の初旬には32の窯元が取り組む献上窯焚きが行われ、鍋島藩御用窯時代の献上品を再現し、伝統の技を引継ぎ残すために取り組まれています。また11月の鍋島藩窯秋まつりにはその時に作られた各窯元の作品約500点が販売されます。ぜひ焼き物の里に訪れてその歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
大浦天主堂は西坂の丘で殉教した26聖人に捧げるため、フランス人プチジャン神父によって建てられた教会。正式には「日本二十六聖人殉教聖堂」といわれ、日本最古の木造ゴシック様式の教会です。昭和8年に国宝となりましたが原爆で被害を受け、昭和28年に日本最古の教会堂として国宝に再び指定されました。大浦天主堂には約100年前のステンドグラスやキリシタン資料室、旧羅典神学校などがあり、歴史を感じることができます。長崎に来た際にはぜひ足を運んでみてください。
国の重要文化財でもあるカトリック幟町教会世界平和記念聖堂は、原爆犠牲者への追悼と世界の平和を願う目的で建設されたキリスト教の教会堂。広島で被爆したエノミヤ・ラサール神父が、ローマ法王や世界中の人々の協力を得て昭和25年に着工し、5年後に完成しました。壁面は被爆地の土で焼いた煉瓦を使用しています。神聖な聖堂を見学することができますが、宗教活動がある日は見学ができないので、連絡をしてから行くようにしましょう。
白樺派代表の一人、文壇“有島武郎”の記念館。小作人に無償解放したことで当時の社会に大きな波紋を呼んだ、有島農場の歴史や資料などが展示されています。リアリズムの虚構を極めた作家としても有名な、有島武郎という人物像について短時間でわかりやすく説明された動画もあり。近辺は有島公園が隣接するなど、景観も美しいです。外の景色も楽しみたい方は夏に来るのがおすすめ。有島武郎の歴史と人柄を感じてみてください。
緑と四季の花々包まれた園内で1年を通じて74種類のトンボを見ることができる公園。四万十市では、これまでに83種類のトンボが発見されています。夏の夕刻に、稀種ネアカヨシヤンマの群飛が観察できるので、子どもの夏休みの自由研究にいかがでしょうか。また、世界のトンボと出会うことのできる「トンボ自然館」もあります。珍しいとんぼに大人も子どもも大興奮すること間違いなしです。
日本を代表する高級漆器「輪島塗」の産地・輪島市にある、世界で唯一の漆芸専門美術館。2階建ての建物は奈良の正倉院の校倉造をイメージした特徴的な外観となっていて、吹き抜けの広々とした館内では、漆芸を身近に感じながら展示物や工程見本を手にとって見ることができます。体験や実演も行っており、世界に誇る漆の魅力を学べます。ミュージアムショップでは、ここでしか手に入れることのできないオリジナルグッズや郷土の民芸品を販売。
近代俳句の祖・正岡子規の世界をとおして、松山や文学について学べる博物館。 市民の知的レクリエーションや課外学習、研究機関、ビジターセンターとしての役割も担っています。館内には約6万点の実物資料や書籍を収蔵。子規の一生を紹介する常設展示のほか、特別展、特別企画展、各種のイベントを開催。ミュージアムショップでは、子規関係の書籍、短冊、はがきや関連グッズ以外にも、文学や郷土にまつわる書籍を販売しています。
大自然にふれあい、見て感じて心からリラックスできる場所。館内展示はブナの森に生きる植物と動物の展示がメインになっています。館内の展示は無料でみることができます。が、自然を感じるためには自然観察会に参加するのが一番です。気軽に散策するコースは予約なしで参加可能。参加費も無料です。小学生向けの夏の夜の昆虫観察会は19:00~と遅めですが光に集まるクワガタやカブトムシに出会えるかも。虫好きの子どもには最高です。昆虫観察は申し込み制になっていて有料です。
ダムの操作室にあるダムコントロールシステムを通称「ダムコン」と略すのと、黒部川流域に大きな夢が来るように願い、ダムコンとかけて、「大夢来館(ダムコンカン)」と名付けられました。宇奈月ダムの管理棟2階にある情報資料館で宇奈月ダムの概要や様々な機能、完成までの道程の紹介と、黒部川の土砂問題への取組みを子どもにも分かるように展示しています。宇奈月ダムは平成13年(2001)に完成した新しいダム。上流にある出し平ダムと連携して、黒部川にたまった砂を排砂する役割があります。
世界遺産にも認定された、合掌造りの民家が連なる相倉集落。自然と見事に溶け込んだ民家を一望できる展望台や、「茶屋」「食堂」「土産や」、内装を展示している民宿。人の住む民家・空き家の他に、寺や道場など全ての建物が風情のある合掌造りで出来ています。囲炉裏や高い天井も合掌造りならではの特徴。四季によって色濃く姿を変える自然と共に、年中の行事やライトアップなども実施され、一度では味わい尽くせない魅力がたっぷりのスポットです。
江戸末期に紀州藩士20人が松坂城警護のために家族と移り住んだ武家屋敷。JR近鉄・松阪駅からバスで約5分の距離にあり、10時から16時まで営業しています。松坂御城番が住居していた長屋敷は全国的にも大変珍しく、現存する住居で今でも多くの人々の暮らしが営まれ、西棟北端の一軒は内部も一般公開しています。周辺には松坂城跡などもあるので、松阪の当時の歴史と文化を感じに家族で出かけてみてはいかがでしょうか。