歴史に彩られた街秋月の貴重な資料や美術品の展示が行われている施設。敷地もかつて藩学校があった場所を利用しており、建物自体にも見ごたえがあります。中世、近世の資料や美術品が揃い、歴史好きはもちろんそうでない人も充分に楽しめる施設です。特に美術館で展示されている美術品の中には横山大観やピカソ、ルノワールといった世界的な巨匠の作品も多く、一見の価値あり。様々な感想を持つことができる施設です。子どもの自由研究の場として利用されてはいかがでしょうか。
唐津市にある陶芸の窯跡。JR唐津駅から徒歩で5分ほどの場所にあります。大正13年まで実際に使用されていたという国指定史跡、唐人町御茶?窯跡を間近に見ることが出来ますよ。建物も魅力の一つで母屋から陶房につづく石畳や日本庭園は荘厳な静けさに包まれていて、非日常的な雰囲気を味わえます。展示館では13代(中里逢庵)、14代太郎右衛門により精魂込めて作られた珠玉の作品を鑑賞できますよ。入場は無料。
JR唐津駅から車で約30分の場所にある窯元です。唐津で3年、美濃の加藤芳右衛門のもとで2年間学んだ藤ノ木土平さんの作品が作られています。土の味わいと素朴な絵柄、ぬくもりある触り心地の良い品々が生み出されています。宗偏流教授として活躍もされているそうです。様々なイベントなども行われているのでHPでチェックして、お気に入りの器を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
有田焼で有名な有田町にある陶器博物館。常設展示室では九州各地の陶磁器の展示、歴史紹介、個展などが開かれる一般展示に茶室など、見どころも盛り沢山。中でも有田焼で作られたからくりオルゴール時計は必見。30分ごとにボールサーカスのショーが見られます。また陶磁器博物館だけあって、その内装はとっても個性的。ドア押し版やごみ箱など、至る所に様々な伝統的模様を持った焼き物が見られます。実際に焼き物にさわれるのが嬉しいですね。
JR有田駅から車で5分の場所にある窯元です。柔らかくて温かみのある乳白色の素地の上に、余白を十分に残した明るく繊細で絵画的な構図を特徴とする色絵磁器。それが典型的な柿右衛門様式です。展示場と参考館があるので、15代にわたり伝承されている柿右衛門窯陶器の魅力を見ることができます。GWや秋には柿右衛門窯陶器市が開催され、賑わいを見せます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
花合野川のほとりにあるミュージアムです。湯平温泉を愛した種田山頭火記念して古い民家を改装し建てられました。現在は全国各地の若手の作家さんの絵画や書などの作品が展示され、机と筆がおいてある場所もあり、訪れた人々が一句読めるようになっています。川のせせらぎを聞きながら、現代のアートに触れ、自分で一句詠んでみてはいかがでしょうか。
文政9年に建てられた薫長酒蔵の酒造の2階を開放している酒造資料館です。酒造りの歴史や文化を伝えるための資料や道具の展示などがされています。 また、資料館の隣の酒造の一部には酒造りの工程や昔の酒造りの様子をしることができる学習室があります。ショップにはお酒やお菓子、漬物などのお土産も売られているのでぜひ訪れて美味しい物を見つけてみてはいかがでしょうか。
澄んだ名水の産地でお酒の作られる過程を見学できる工場。実際に稼働している仕込みタンクや蒸留機を見ることができ、お酒というものが細心の注意を払って手間をかけて作られていることを学ぶことができます。そんな丹精こめて作られたお酒は、原酒や貯蔵酒のテイスティングも可能。子どもの夏休みの自由研究の題材としてはもちろん、大人も楽しむことができる場所です。入園料は無料な点も嬉しいポイントですね。芝生広場や散策路も整備されているので、ピクニックにも最適。ぜひ家族でお出かけください。
本物の醤油を味わうならこちら、原次郎左衛門で。パリの三ツ星シェフも認めたその味を作る工程は、見学することが可能です。案内付きの見学で、入場料は無料。大型バス以外は予約も必要ないので、ドライブや醤油、味噌などのお買い物がてら立ち寄られても良いかもしれません。同施設内には吸収郷土玩具館も併設されており、こちらも見ごたえ抜群。夏休みの自由研究に、休日のお出かけに、子どもと一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。
日田に咸宜園を開いた儒教者、広瀬淡窓の生家を資料館として開放している施設。館内には当時の色彩を色濃く残す鮮やかな錦絵、源氏絵や、茶器、由緒あるひな壇など、見ごたえのある芸術作品と文化財が展示されています。また、咸宜園は厚い茅葺の屋根が覆う家屋であり、そこで私塾が開かれていました。悠久の歴史に思いをはせるもよし、芸術に触れるもよし、街歩きもよし。休日の観光にうってつけの場所です。ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
ヤマロク醤油の創業は江戸時代の終わり頃~明治の初め頃。150年余の歴史があります。もろみ樽は大杉樽を使用し、国の登録有形文化財に指定されている100年以上前に建てられた蔵をもろみ蔵として使用しています。小豆島の、地中海性気候で温暖小雨の瀬戸内海式気候によってつくられる自然環境がおいしい醤油造りに最適なんだそう。コクのある醤油やあっさりした醤油、ポン酢やつゆなど、他にも魅力的な商品を販売しています。もろみ蔵見学体験も可能です。
司馬遼太郎原作、「坂の上の雲」をテーマとしたミュージアム。司馬作品からのメッセージを継承する場として、また、松山の魅力を感じることができる美術館として利用することができます。企画展やイベントも随時開催されており、紙芝居など子ども向けのイベントもあります。館内2階までは無料スペースになっており、カフェや書籍の販売が行われているので、本を読む場所として利用されても良いかもしれません。多目的トイレも配置されているので小さな子ども連れでも安心。ぜひ気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。
国頭村奥にある沖縄最古の共同店。「共同店」とは地域の住民が共同で出資、運営している小さなお店のこと。農協や生協とも似ていますが、それとは違った古い独特の歴史を持っています。明治末期に200以上も生まれた共同店の中でも奥共同店は第一号店として有名で、やんばるドライブの立ち寄りスポットとしておすすめです。最近では観光者向けに発行されている奥集落の見どころマップが人気。この地で摘まれたお茶「おくみどり」はお土産にも。
昭和3年建築の木造校舎旧宇和小学校を移築して作られた「米どころ宇和」を紹介する博物館。約80種類もの稲の実物標本や、宇和地方で実際に使われていた農機具を展示しています。最近では全長109mもの長い廊下を使用した「Z-1グランプリ」(雑巾がけ競争)で有名で、全国から雑巾がけのタイムに自信のある猛者たちが集まります。いつもは静かな雰囲気漂う館内も、その日だけは熱気に包まれるそう。年に一度の決戦をこの目で見てみたいですね。
1988年に陶器商の犬塚篤志によって伊万里市に遺贈。1825年に建てられた白壁土蔵造の本瓦葺の二階建て住居は、間口が狭く、奥行きがある「うなぎの寝床」のように細長い造りとなっています。伊万里の歴史を知る上で貴重とも言えるその建物を修理復元し、資料館として公開しています。当時の陶器商人の生活を感じ取る家具や陶器などの贅沢な調度品を多数展示。観覧無料なのでふらりと立ち寄って見られてはいかがでしょう。