合掌造り和田家は荻町合掌集落で最大規模を誇る合掌造りで、国指定重要文化財になっています。江戸期に名主や番所役人を務め、白川郷の重要な現金収入源であった焔硝の取引によって栄えました。館内ではそんな和田家の歴史や合掌造りの構造の説明などについて、案内人の方にお話を聞くことができます。また、囲炉裏の火は1年中欠かさず入れているので、囲炉裏の周りでくつろいだり、写真を撮ったりするのにぴったり。現在も住居として利用しているので、公開部分は1階と2階のみです。
合掌造り神田家は、飛騨白川郷にある合掌造りの見学施設。国指定重要文化財の和田家から分家して居を構えたのが神田家の始まり。館内にはとなりのトトロに出てきたような電話や、火見窓、根曲がりの梁、最大赤松の梁、玄関の石畳などたくさんの見どころがあります。合掌造りや神田家についての説明を聞くこともできますよ。見学の後は、囲炉裏の鉄瓶で沸かした湯を使用した自家製の野草茶を無料でいただけます。和田家と併せて見学してみてはいかがでしょうか。
大杉に見守られる、高山の日枝神社。春の高山祭りでも有名な神社です。天然記念物として登録されている立派な杉がこの神社のシンボル的存在です。飛騨国最古の城の城主が狩りの最中に老狼を見つけ、仕留めるために射った矢が獲物ではなく杉の木に刺さっており、その時の大杉が日枝神社の大杉という伝説があるそう。樹齢は1000年と言われ、その雄大さは圧巻です。自然に囲まれた神社の中で、自然の命について子どもさんとお話してみるのもいいかもしれません。
秋の高山祭で有名な櫻山八幡宮。お祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。境内には高山祭屋台会館があり、秋の高山祭に実際に曳き出される屋台が通年展示されています。神社自体もとても歴史があるそうで、言い伝えによっては聖武天皇が作ったとも言われるほど。建物もとても立派で、特に二の鳥居と呼ばれる石造の鳥居は1730年に奉納されたということで、歴史を感じる建造物となっています。古くから行われている祭事や建造物を見ながら、子どもさんと歴史について話し合ってみてはいかがでしょうか。
古くから「匠の里」として栄えた飛騨の匠たちの歴史や資料を展示。外観は匠の技を集結した趣き深いものとなっています。大和朝廷の時代から神社仏閣の造営に活躍した飛騨の匠たちの一本気な仕事ぶりや高い技術は、現在に受け継がれており、建築をはじめとする家具や一刀彫、陶芸、飛騨春慶塗りの展示物を通して知ることができます。体験コーナーでは、千鳥格子を組んだり、木組みのパズルに挑戦したりと大人から子供まで楽しめる内容になっています。
さるぼぼ神社は、子宝や安産のご利益があることで知られるスポット。高山グリーンホテルに隣接するおみやげ処「飛騨物産館」内にあるさるぼぼ神社は、安房トンネルを掘ったときの貫通石がご神体で、お参りをすると子宝や安産などのご利益に預かれるといわれています。境内にはおみくじもあるので、観光の記念にひいてみるのもおすすめ。館内ではさるぼぼグッズを購入したり、自分だけのさるぼぼを作ることもできるので、思い出になりますよ。
岐阜県下呂市の下呂温泉街にあるギャラリー。毎年開催している「下呂温泉絵手紙コンクール」の応募作品を館内に900店ほど展示しており、無料で鑑賞することができます。また誰でも無料で自由に絵手紙を描くことができるようになっており簡単に絵手紙に挑戦することができます。下呂温泉に観光に訪れた際に立ち寄って、旅の思い出を絵手紙に残してみてはいかがでしょうか。家族で出かけてみるのがおすすめです。
白川郷は、世界遺産にも登録されている合掌造り集落と四季折々の自然が魅力の観光スポット。多くの観光客が訪れる国指定重要文化財の和田家では、1階の一部と2階が公開されていて、合掌造りの内部を見学できます。白川郷をより満喫するなら、白川村の合掌造りの宿に宿泊するのがおすすめ。限定のライトアップイベントは見どころ!平瀬温泉エリアでは温泉やスキー場・白水湖・白水の滝・キャンプ場などもあるので、世界遺産を見学後にレジャーも楽しめます。
飛騨高山の自然に囲まれた絵本美術館。オーナーが収集した約1000冊もの絵本があり、絵本原画の展示や世界の様々な絵本の展示、販売をしています。キッズルームには世界の珍しい絵本がたくさんあり、子どもたちの前での読み語りなど、地域に根差した子育て支援にも積極的。年に数回、企画展も開催されています。「ポレポレ」はスワヒリ語で「ゆっくり・のんびり」という意味。自然に囲まれたテラスで、のんびり読書してみてはいかがですか。
「新穂高ロープウェイ」と言えば、日本唯一の2階建てゴンドラ。これに乗れば誰でも気軽に標高2,000mを超える絶景を楽しめ、アルプス山脈に囲まれた大自然を体感できる。標高2,156mの展望台は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星として掲載された大パノラマ。また、ガイドと新穂高の自然を散策するツアー、ロープウェイの裏側を見学するバックヤード見学ツアーなど、季節にあわせてイベントを多数開催。
LR高山本線下呂駅から徒歩10分にある神社。「げろ」にちなんだネーミングと「無事帰る」などの語呂合わせに、縁起やご利益を楽しめる下呂温泉の新しい観光名所として人気。手水舎にもカエル、燈籠にもカエルと境内はあちこちにカエルがいて、子供と一緒に探しながらお散歩するのもいいですね。賽銭を入れると、カエルのお告げが聞けるそう。下呂温泉に来た時には是非立ち寄ってみてはいかがでしょう。
「本光寺」は、岐阜県飛騨市にあります。本光寺の本堂は、木造建築では飛騨地域で最も大きく、市内随一の存在感を誇るお寺として有名です。開基本尊の方便法身尊形は、全国的にも珍しい蓮如上人の裏書のある絹本着色の絵像で、岐阜県重要有形文化財に指定されています。敷地内には、その昔、製糸業の盛んな信州に出稼ぎに行ったという多くの飛騨の若い女性たちの姿を描いた小説「あゝ野麦峠」を記念した文学碑も建てられていますよ。
「下呂温泉 温泉寺」は、岐阜県下呂市にあります。境内は、地蔵堂から長く続く173段の石段を上がったところにあり、山門を抜け境内に入ると、そこからは下呂の町並みが一望できます。本堂前にある湯薬師如来尊像からは、下呂温泉の霊湯が湧き出ており、薬師如来の霊験を今に伝えています。毎年3月8日には、薬師祭りが開催され、地元の人達の信仰の場となっています。また、毎年秋には紅葉が綺麗なことでも有名で、見ごろの時期にはライトアップもされますよ。そして、期間中には、15人まで入れる「もみじ足湯」が登場します!ライトアップされた紅葉を眺めながらゆったりとした時間をぜひ堪能してくださいね。