鞆館は、世界遺産センターのサテライト施設として、広大な石見銀山遺跡の一部て?ある鞆ケ浦の港湾や銀山街道を解説案内するために整備したものです。鞆ケ浦の集落の成り立ちや、特徴、生業の解説を行うことを目的に、明治~大正期における鞆ケ浦集落の特徴的な民家を復原しました。期間によっては体験ツアーもあるようなので、子どもと一緒に楽しめるのではないでしょうか。
福光石の採石場として唯一、今も操業が続けられている450年の歴史ある石山。福光石とは、火山灰が1500万年もの月日をかけて凝灰岩になったもので、世界遺産・石見銀山にある五百羅漢像にも使われています。石切り場の巨大な縦坑は30メートルの深さまで掘り下げられ、その圧倒的なスケールにまるで探検家気分が味わえます。要予約で40分~60分の見学ツアーが開催されているので利用してみてはいかがでしょうか。
高さ最大5m!江戸時代から明治時代にかけて開発された石見銀山最大級の坑道。大人410円・子ども200円・幼児は無料で見学することができ、駐車場がないので銀山公園駐車場に車を停めて、徒歩かレンタル自転車で行くことをおすすめします。ヘルメット・長靴を装着して、ガイドさんと共に一歩足を踏み入れるとあたり一面真っ暗で静寂な世界が待っています。当時の採掘現場を探検家気分で見学しに家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
明治19年に大阪の藤田組が建設した製錬所跡。無料で自由に見学することができ、駐車場がないので公共交通機関の利用をおすすめします。当時の最先端技術を駆使してつくられた製錬所で、明治28年から明治29年まで操業されていました。豊かな自然に囲まれた春には梅の名所としても有名なスポットで、周辺にはカフェや土産物店などもあるので、当時の製錬所の様子や石山銀山の歴史を学びに出かけてみてはいかがでしょうか。