明治維新の立役者として知られる木戸孝允の生まれ育った家。中に入ると、木戸孝允が幼少期に書いた手習い(習字)、写真などが展示されています。建物は2階建になっていて、部屋は14部屋あり、当時の生活を知ることができます。お庭を散策することもできますので、子どもと一緒に昔の生活に思いを馳せながらの歩いてみてはいかがでしょうか。
明治維新の中心人物、高杉晋作が遊び、伊藤博文が学んだ寺として知られています。江戸時代は「法光院」という 藩主毛利家の祈願寺で、「円政寺」は寺町にありました。明治時代にその二つが合併し円政寺の名前を現在の寺につけたとされています。幼い晋作が肝試しをしていた朱色の「天狗の面」や、遊んだ木馬があり、歴史上の偉人を偲ぶことができます。他にも十二支の彫刻が施された珍しい形式の金毘羅社や、県下最大の石灯篭は見応えあり。
萩藩の名だたる豪商であった菊屋家の屋敷。幕府巡見使の宿として使われていました。江戸初期の建築であり、日本最古の大型の町屋としての価値が高く、5470m2ある広大な敷地内には多くのなまこ壁の蔵や付属屋が建てられており、主屋をはじめとする本蔵、金蔵、米蔵、釜場は国の重要文化財に指定。現在、敷地の約3分の1が一般公開されています。母屋の柱時計は伊藤博文のアメリカ土産で、今でも正確に時を刻んでいます。
山口県周南市、徳山駅から車で5分の場所にある美術館。画家でもあった宮崎進氏が館長を務めた美術館で、宮崎氏の作品をはじめ、岸田劉生、まどみちおといった郷土の芸術家による作品を中心に展示、所蔵されています。企画展も開催されており、テーマに沿った様々な作品が飾られており、感銘を受けること間違いなし。じっくりと作品の世界に浸ることができる夜間特別会館や、無料で聴講できる講演会も開催されているので、参加されるのもおすすめ。子どもから大人まで、見覚え、聞き覚えのある作品を鑑賞できるので、家族での休日のお出かけに足を運ばれてはいかがでしょうか。
最寄駅から徒歩11分の場所にある美術館です。幼児から大人の方まで、幅広い年齢層の方が楽しむことができ、家族連れでのお出かけにぴったりです。絵画を中心に充実した内容の展示内容となっており、アート好きには大満足できること間違いなし。子どもたちの夏休みの自由課題を行う際にも、この美術館を利用することができてとても便利です。子どもと一緒に楽しめるようなイベントも開催されますので、行ってみてはいかがでしょうか?
山口県岩国市にある美術館です。日本の優れた伝統文化・芸術品、そしてその伝統文化が育んできた 豊かな精神性を伝えることを目的として設立された美術館で、戦国時代から幕末までの武士たちが持っていた武具類を「生死の文化」として展示・貯蔵しています。日本の歴史を学ぶことができる施設に、休日に足を運んでみてはいかがでしょうか。
数奇屋建築の権威が建築に携わっている総合美術博物館です。陶芸作家の作品や水彩画などを中心に、萩焼の古窯・古陶磁資料が展示されています。床や壁一面に陶板が約2万枚も使用されているというのも素晴らしいことですよね。年中無休で午前9時から午後5時まで開館されており、陶芸体験をすることもできます。小学生以下の子どもは無料で入館することができ、小中学生の入館料は200円、高校生と大学生は300円、一般の方は500円です。
萩・明倫学舎は国登録有形文化財に指定されている本館など4棟を有する、旧明倫小学校を使用して作られた施設。本館では萩の観光インフォメーションセンターの他に、復元校舎や展示室、特徴的な建築構造を紹介している見学室などがあります。施設内には食事できるレストランやカフェもあり、萩の厳選した食材を利用した四季折々の創作和食が食べられます。子ども用のメニューやキッズチェアなどもあるので、子ども連れでも安心です。
道路の両側にしだれ桜とソメイヨシノが370メートルほど植えられているので、春には桜のトンネルの中を歩いている感覚を味わうことが出来ます。徳佐駅からも近いので、周りの風景を眺めながら歩けば、昔ながらの里山の風景を楽しむことも出来そうです。夜はライトアップされていますが、照明が控えめで川垣の緑と桜のピンクの色合いがキレイに見えそうです。お祭りの時期は、モチマキヤ、特産品などの販売もされて地元の人や観光客などで賑わう県内でも有数の桜の名所です。
横浜市金沢区の野鳥公園内にある、伊東博文の別邸。平成21年10月に復元工事が完了し、一般公開されています。当時の貴重な建築様式を見るとともに、邸内には伊東博文に関する資料や調度品が展示されており、歴史好きはもちろん、誰もが思わず見とれるものばかり。また、邸内からは庭を見渡すことができ、美しく整えられた風景は見る者の心を癒します。凪いだ海、四季折々に咲く花々は、地元の方々の憩いの地として地位を確立しています。家族での休日の一度訪れてみてはいかがでしょうか。
高杉晋作の誕生した地。産湯に使ったとされる井戸や、自作の句碑などが公開されています。高杉晋作は1839年に誕生し、藩校明倫館に通う一方で吉田松陰の教える松下村塾に通い、幕末には尊王攘夷の志士として活躍しました。萩博物館の高杉晋作資料室を一緒に見学するのがおすすめです。幕末の英雄として数々の伝説を残した高杉晋作に思いを馳せて、生家を見学してみてはいかがでしょうか。
萩に現存する一番大きな武家屋敷であり、国の重要文化財に指定されています。長州藩主毛利氏の一門である厚狭毛利家の屋敷のあったところで、屋敷は全長51mの長大な入母屋造り本瓦葺きの建物は、土間がなく、東の座敷は狭いながらも畳廊下がある格調高い造りであることから、毛利一門の栄華をしのばせる身分の高い者の詰所であったと言われています。観光の際は、屋敷内は立ち入り禁止で、外から絵や模型などの展示物を見て回ります。