函館の豪商であった相馬家がそのままの形で残っています。八幡坂と大三坂の間にあり、眼下に函館の町並みを見渡すことができ、函館港を広く望める上に、イギリス大使館を見下ろす位置にあります。屋敷の玄関は和洋折衷になっていて変わった作りです。中はガイドさんが案内してくれるのでわかりやすいですが、ゆっくりとマイペースには見ることはできないです。駅からは少し距離がありますが、バスがでているので、バスの利用が便利です。
1874年創建の英国聖公会の教会。 英国プロテスタント聖公会の教会として道内の先駆けとなりました。函館山山頂やロープウェイから、四面の白壁に十字架があって真上から見ると十字(クロス)になっている茶色屋根の美しさが見られます。子どもたちも上空からこの景色に溶け込んでいる教会を探す楽しみが味わえます。夜にはライトアップされ、また違った趣があります。パイプオルガンやステンドグラスがある内部は5月1日~11月3日まで見学可能。日曜礼拝、コンサートが行われています。
北海道指定有形民俗文化財とされている家屋。横山家の初代は200年前にまでさかのぼり、船問屋を営んでいました。現在の家屋は約160年前に建てられたもので、当時の生活道具など貴重な資料が陳列されています。また、こちらでは現在も8代目が実際に居住されていることもあり、当時の面影を今に残すにいたったと言えます。4月下旬から11月下旬は無休であり、見学することができます。そのほかの期間は予約が必要なので問い合わせることをお勧めします。はるかな時を経て、なお続く商家の姿を見に行かれてはいかがでしょうか。