1978年に発見された「史跡ピリカ遺跡」は、美利河ダム前停留所より徒歩5分程の場所にあります。石器の出土状態を詳しく見学出来ます。また、ピカリ旧石器文化館では、映像コーナー、旧石器の展示室、石器づくりが出来る体験学習室を備えています。勾玉づくり、弓矢・矢じりづくり、火おこし等の体験も出来るので、親子で参加してみてはいかがでしょうか。
市電末広町停留所から徒歩1分の場所にある文学館です。函館ゆかりの作家たちの自筆資料や作品、遺愛の品々を通して郷土函館の魅力に触れることができます。建物は大正10年に第一銀行函館支店として建設された煉瓦及鉄筋コンクリ?ト造3階建てで、函館市の景観形成指定建築物となっています。石川啄木をはじめとした函館ゆかりの作家たちの作品をぜひ自分の目で見て、函館の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
北海道の指定有形文化財で明治13年に建てられた旧金森洋物店を改修、資料館として公開しています。建物は開拓使の茂辺地煉瓦石製造所の煉瓦で建てられ、現在は一番古い開拓使による家屋改築施策の記念物です。館内は明治時代のハイカラ文化を体感することができ、オルゴールや明治の商場、帳場を再現されています。また、その当時の貴重な品物の数々も展示されています。ぜひ函館を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
北海道を開拓せんとした坂本龍馬の足跡をたどることができる施設。龍馬自身は北海道の地を踏むことはありませんでしたが、龍馬の甥である坂本直がその志を継ぎ、蝦夷地開拓の礎を築きました。そんな開拓や文化についての貴重な資料を収蔵、展示し、PR活動やワークショップなどを行う拠点として利用されています。館内は広いわけではありませんが、展示されている資料は濃い物ばかり。激動の時代を身近に感じることができます。子どもの夏休みの自由研究にも最適な場所です。親子で訪れてみてはいかがでしょうか。
函館駅より徒歩2分の場所にある和食を提供している居酒屋。生簀で泳ぐイカを使った活造りや、地元の新鮮な食材が使用されるなど、こだわりの光る食事処です。カウンター、テーブル席の他、小上がりになっている座敷席も用意されており、小さな子ども連れでゆったりと食事がしたいという方はそちらがお勧め。函館朝市の中にあるので、朝市で新鮮な魚介類をお買い物した後、ブランチや昼食を食べる際に利用されてみてはいかがでしょうか。
桜の名所百選に選ばれた場所。敷地内では140種類もの桜を見ることができます。種類ごとに開花時期が違うので、長い期間お花見を楽しむことができます。見頃は4月下旬頃から。子どもと一緒にレジャーシートを広げてピクニック気分。品種ごとに違う花びらの形や色を観察しながらお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
町民総合センターの中にある松前町郷土資料館は、8000年前の昔から現在までの松前町の歴史や生活の様子がわかる博物館で、多くの文化財が展示されています。館内では、津軽海峡をはさんで行き来した縄文文化の土器や藩政時代の商人文化の「求福山山車」などの文化、庶民の暮らしを伝える「漁家」の様子も再現されていて、見どころたっぷり。昔の様子を学ぶのにぴったりのスポット。
ハリストスとはキリストのことで、江戸末期ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。国の重要文化財に指定されています。教会内に入るために寄付として300円かかります。地元ではガンガン寺の愛称で親しまれるリズミカルに響く鐘の音は、港町函館の風景と見事に調和して心地いい。この鐘の音は日本の音風景100選に選ばれています。
明治10年に建てられた歴史ある教会。豪華な祭壇はローマ法王によって贈られたものでゴシック建築の美しい建物です。横浜、長崎、函館と教会が多くその中でも最も古い教会とされています。何度か火災で失われながらも建てなおし今の姿が作られています。昼間は多くの観光客が訪れ、閉館した後もライトアップされた教会を見に来る方もいる程その美しさは多くの人々に愛されています。教会の中の美しさと外の美しさ両方兼ね合わせた人気スポットです。
明治時代からある教会で歴史も深く毎週日曜日には多くの人が礼拝に訪れています。毎週日曜日9:30から「こども教会」が開かれ讃美歌を歌い礼拝を行います。聖書についても子供にも解りやすく説明してくれ、クリスマスやイースターなどの集会も人気です。夏にはサマースクールも開かれ写生会や工作などを作って遊びます。ひいらび文庫は年間100円で子供向け本を貸し出してくれます。第一、第三土曜日13:00から15:00まで開かれています。
天使の聖母 トラピスチヌ修道院は、明治31年にフランスから派遣された8人の修道女によって創設された、日本初の女子修道院です。修道院のなかでは現在も修道女が修道生活を送っているため、内部を観ることはできませんが、付設の資料館で生活の様子を写した写真を観ることができます。敷地内には南フランスにあるルルドの洞窟を模して作られたものや、マリア像やミカエル像、ジャンヌダルク像などもあります。売店では手作りのお菓子や手工芸品を購入できます。
大沼湖畔遊歩道は、自然豊かな大沼国定公園を散策できる、島巡りの遊歩道です。大沼と小沼には大小126もの小島が浮かび、そのいくつかは橋で結ばれて網目のように道が続いています。遊歩道は見どころの異なる5つのルートがあります。湖月橋や千の風になってモニュメント、すずらん橋、後楽橋からの眺めなど見どころが豊富!自然や野鳥、景色をじっくりと楽しむのに最適な場所ですよ。
北海道内で唯一の日本式城郭、松前城の跡地。町民と全国からの強い願いにより、現在の天守閣が再建されました。現存する建築物もあり、城跡全体が歴史を示す貴重な資料となっています。全国でも珍しい緑色の石垣と、その積み方にも特徴がある松前城跡。歴史や城好きの方には有名ですが、桜の名所としても挙げられています。天守閣付近にもサトザクラが咲き乱れ、なんとも風情ある光景。城好きじゃなくとも一度は訪れてみたい場所です。
奥尻島津波館は、平成5年7月12日に起きた北海道南西沖地震の記憶と教訓、復興支援への感謝を後世に伝えるために造られた施設。テーマ別に7つの展示スペースを設置し、災害の様子と復興までを伝えています。災害によってなくなられた198名を悼む「198のひかり」や地震の発生メカニズムから災害の規模、そして復興への姿がつづられたドキュメント作品を観ることができる「映像ホール」などがあります。地震について学ぶことのできる施設は、地震の多い日本にはとても大切な場所です。奥尻島に来た際はぜひ足を運んでみてください。
江戸時代に築城された松前城の城下町にあたる場所。多数の寺院が集中して建っている地域を寺町と呼ぶ。江戸時代には15もの寺院が建ち並んでいましたが、現在は5つの寺院のみ現存しています。現在は5つの寺院を囲む様に公園として整備され、桜の名所としても知られています。春には「松前さくらまつり」が開かれ、武者軍団パレード・山車巡行などのイベントが行われます。鎧を着た武士の姿を子どもと一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか。