山形県は米沢市にある、直江兼続の菩提寺。上杉家関連の多くの家臣たちの墓所があるお寺です。山門近くに駐車場とトイレがあるので、参拝しやすい立地になっています。また、山門を入ってすぐの場所には見事なしだれ桜があり、その時期には人々の目を楽しませています。上杉家ゆかりの方々の墓所をまいるのはもちろん、心も体も丈夫になるよう願いのこめられた「ふれあし観音」さまに触れ、その功徳を頂戴するのも良いでしょう。ぜひ一度、家族で行かれてみてはいかがでしょうか。
千手千眼観世音菩薩をご本尊に掲げる由緒正しきお寺です。境内には一面あじさいが植えられており、7月いっぱい美しく咲き誇る様は訪れた参拝者の目を癒します。また、境内にある三重塔は、この塔を回るとお産が軽くなると言った逸話があったり、夜泣きのひどい赤ちゃんがそこに来るとぴたりと泣きやむことから子育地蔵と呼ばれるお堂があったり、小さな子どもを持つ家庭に関係深いお寺でもあります。家族揃って参拝されてはいかがでしょうか。
前田利家の兄の養子である、前田慶次の供養塔があるお寺。前田慶次には飄逸な話が多く伝承されており、現代においてもゲームや漫画、小説の主人公になるなど老若男女からの人気の高い人物です。前田慶次に関する行事が盛んに行われており、毎回大変盛況しています。「兜むくり」の逸話にちなんだ芋煮会など、誰でも楽しめる行事も多いので、家族で参加されてみてはいかがでしょうか。開催日時に関する案内は、公式ホームページから確認するとよいでしょう。
1618年に禅林寺という名前で直江兼続が創建した臨済宗の寺院。兼続は足利学校で学んでいた山禅師を呼び、寺内に米沢藩士の子弟を教育するための禅林文庫を開設しました。藩学の基として、後に上杉鷹山が創設した興譲館へと受け継がれています。兼続が収集した禅林文庫の蔵書は、今でも寺の貴重な文化財として保存されています。また、米沢三大名園のひとつに選ばれている庭園は、九山禅師が京都天竜寺の名園を模して造ったといわれています。