京都市右京区嵯峨北堀町にある臨済宗系の単立寺院。創設は1380年で、足利義満によって開基されました。あまり知られていませんが、美しい紅葉を見ることができる穴場スポットです。観光客で混雑する嵐山の中で、鹿王院の紅葉は比較的穏やかに観賞することができるのでおすすめです。静寂に包まれてゆったりと充分に紅葉を堪能できます。11月中旬頃から色づき始め、11月下旬~12月上旬に見頃を迎えます。真っ赤に染まった楓、一度見に行ってみては?
大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある、真言宗大覚寺派大本山の寺院です。創建は876年、いけばな発祥の地で「いけばな嵯峨御流」の総司所でもあります。宸殿(重要文化財)と正寝殿(重要文化財)をはじめ襖絵(重要文化財)など、多くの文化財があり、紅葉シーズンになると寺や大沢池周辺の紅葉は一際艶やかで、夜はライトアップもあり圧巻です。名古曽の滝の跡に抜ける道が紅葉のトンネルとなり、特に美しいと評判です。
大阪北部・箕面にあり関西の紅葉の名所として知られる勝尾寺。古くより勝運の寺、勝ダルマの寺としても知られるダルマの奉納でも有名なお寺です。広い境内に趣ある建造物、自然に囲まれ、季節それぞれに咲き誇る花々。例年、紅葉の見頃は11月で、11月の土・日・祝日に行われるライトアップでは幻想的な世界を体感できることでしょう。
室生寺は、女人禁制の高野山に対し、古くから女性の参拝が許されていたことから「女人高野」として親しまれています。春には桜やシャクナゲ、秋の紅葉、さらに日本最小の五重塔や、やわらかな表情の仏像など見どころポイントがたくさんあります。室生寺の五重塔は、平安初期に建立された高さは16メートル強、初重は1辺の長さ2.5メートルの、屋外に建つ日本最小の五重塔であります。室生寺山中では最も古い建造物で、法隆寺の五重塔に次いで古い五重塔とされています。ぜひご家族で参拝、紅葉を見に出掛けてみてはいかがでしょうか。
光明寺は、京都府長岡京市粟生にある寺院。西山浄土宗の総本山。紅葉のシーズンは全山紅葉の自然な浄域を満喫できる様、宗教的景観である境内を特別公開しています。特に見所は、総門から表参道「女人坂」のなだらかな石段を登りつめた御影堂、薬医門を中心とした「もみじ参道」の紅葉トンネル。境内には約500本のモミジがあります。休日に是非ご家族で訪れてみては如何でしょうか。
「延命寺」は、大阪府河内長野市にあります。秋の綺麗な紅葉が有名で、多くの方が訪れています。駐車場も満車状態になるくらいの人混みとなります。特に樹齢1000年とも言われるカエデの巨木は、夕陽に映えるその美しさから「夕照もみじ」と呼ばれ、府の天然記念物に指定されています。 三日市町駅より東へ徒歩40分、または南海高野線美加の台駅よりバス神ケ丘口下車し徒歩10分のところにあります。新緑の季節の延命寺も秋に負けないくらいきれいですよ。また春には道中の野草がきれいでかわいい花を咲かせています。