世界遺産に登録されている、熊野三山の一つです。縁結びの神様でも有名で、ぐるりと囲まれた朱色の社殿の姿は圧巻です。周りの木々のなかでその色鮮やかさが神様のいる特別な場所、ということを感じさせてくれます。ひとつひとつお祈りしてまわるのに忙しいですが、敷地内はさほど広くなく、境内までの階段などもなく、車で気軽に訪れることができるので、子ども連れの方にもおすすめです。
538段の石段を登っていった先に見えてくる神社。熊野速玉大社の摂社で、ご神体はごとびき岩と呼ばれる山上にある巨岩。途中人によっては手を使わなければ登れないほど急な所もあります。時間的には10分ほどで到着できるのですが、汗だくになるほど登るのは大変ですが、その先にあるのは素晴らしい眺めと雰囲気です。杖も置いてあるので、自信のない人は利用してもいいかもしれません。チャレンジ精神旺盛な子どもさんなら一緒に登る事ができそうです。
阿須賀神社は熊野川の河口付近にある、蓬莱山と呼ばれる小丘陵の南麓にある神社。境内には市指定天然記念物の「阿須賀神社のテンダイウヤク」や「蓬莱山の社叢」、市指定史跡の「阿須賀神社境内復元竪穴住居跡」などの見どころがあります。また、「徐福伝説」で知られる徐福が、阿須賀の地に上陸したとされ、境内には「徐福ノ宮」が祀られています。新宮市立歴史民俗資料館では多くの資料を展示しているので、併せて見学するのがおすすめ。
新宮(丹鶴)城跡は江戸時代に築城された、浅野氏一代、水野氏十代の居城跡のこと。熊野川を背にした高台にあり、太平洋を一望でき沖見城とも称された場所でもあります。天守台と石垣が残されている現在では、丹鶴城公園として整備されていて、自由に見て回ることができます。春には約200本のソメイヨシノやシダレザクラ、ボタンザクラなどが見頃を迎え、たくさんの花見客で賑わいます。夜は提灯が灯され、夜桜も楽しめますよ。
浮島の森は新宮市の市街地にある底なし沼に浮かぶ小さな森のことで、「新宮藺沢浮島植物群落」として国の天然記念物に指定されています。総面積約5000平方メートルと小さな森ですが、約130種類もの植物が茂っています。浮島の森には、「おいの」という美しい娘が大蛇に呑まれて底無しの穴に引き込まれてしまったという伝説があり、「おいの見たけりゃ 藺の沢へござれ おいの藺の沢の 蛇のがまへ」という俗謡が伝えられています。ちょっと怖い感じがしますが、森の中は周遊できるようになっているので、ぜひ散策してみてくださいね。
瀞峡めぐりウォータージェット船は、国の文化財「特別名勝天然記念物」に指定されている「瀞八丁」の間を時速40kmで軽快に疾走します。巨大な滝が少しずつ岩をえぐったことで滝壺が後退。この浸食活動が繰り返されたことで31Kmにも及ぶ瀞峡が作られました。ウォータージェット船からは静かな川や奇岩、花やそそり立つ山々の豊かな自然など、絶景を楽しめます。断崖奇岩の見える場所では船の屋根が開き、より景色を堪能できますよ。
軍艦が遭難し、その犠牲者の霊を慰めるためにたてられた碑。およびトルコとの友好関係の証として建設された記念館。現在では、串本町とトルコ大使館によって、5年ごとに慰霊祭が行われています。館内にはエルトゥールル号の模型や写真など、事故当時の様子を知ることができる展示がされております。また、イラン・イラク戦争時には日本人をトルコ航空の飛行機が救援してくれました。トルコと日本の歴史的な友好関係を学ぶいい機会ではないでしょうか。
鋭く切り立った岩礁に荒波が砕け散る迫力満点の景勝地。周辺にはウバメカジをはじめとした潅木が生い茂り、秘境的な雰囲気を演出。研磨された大小さまざまの岩石、断崖の配置は、自然が織りなす造形の極致と賛嘆されており、昭和58年1月に朝日新聞社の「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれました。きれいな景色のお好きな方なら子供からお年寄りまでどなたでも楽しめることでしょう。
日本最古の石造り灯台で紀伊大島の東側樫野の岸壁にあります。今も活躍をしている灯台で無人ですが自動点灯により使われています。嘗て常駐していたイギリス人技師が植えたと言われるスイセンが春になると咲き誇り、美しい景色が広がります。また内部は見ることができませんが、展望台には螺旋階段で昇ることができ、素晴らしい景色をパノラマで眺めることができます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
串本の町を展望できる馬坂園地。眺めの良い場所が好きな方には最高の場所ではないでしょうか。両側を海に囲まれた串本の町は独特で、特に夜景が素敵なのでお勧めです。季節によりツツジやハイビスカスの花も咲き乱れ、観光客の休憩場所としても喜ばれています。数台分の駐車スペースと、トイレなどがある休憩所になっているので、子ども連れの方も安心です。
太地駅から車で約8分!くじら浜海水浴場は、毎年夏限定で小型くじらに出会える「くじらに出会える海水浴場」を開催する人気スポット。イベント開催中は、海水浴場内にいけすを設置し、くじらの博物館の小型くじらを飼育します。1日に2回、海水浴場内にくじらを開放するので、くじらを間近で見たり、いっしょに遊泳したりできてとっても貴重!捕鯨発祥の地・太地町ならではのイベントは大人気!子ども連れで訪れると、きっと忘れられない思い出になりますよ。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある料理旅館です。マグロの水揚げ高日本一の町ならではの、新鮮な魚介や地元の旬の食材をふんだんに取り入れた、見た目も美しく味も美味しい会席料理を味わうことができる宿。源泉かけ流しの温泉を楽しめる庭園風呂と露天風呂も人気のポイント。美味しい料理を堪能できる宿に、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「パルスイン 勝浦」は、和歌山県那智勝浦町にあるホテル。こちらでは熊野の大海原が見渡せる露天風呂や檜風呂の大浴場などが楽しめます。客室はツイン29室、落ち着ける空間となっています。全館フリーWi-Fi、ロビーにはパソコン完備など、快適に過ごせますよ。野・大泊ICから車で1時間ほど、駐車場は15台分完備しています。「熊野古道」や「那智大社」、「くじら博物館」など、観光スポットにもアクセスのよい宿となっています。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある温泉旅館です。純粋に温泉を心ゆくまで楽しむことができる素泊まりプランのみを提供している宿で、リーズナブルに温泉を堪能できるのが魅力です。全室海側の客室なので、部屋から絶景を楽しむことができるのもポイント。源泉100%かけ流しの温泉を楽しめる宿に、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある温泉民宿です。一人一人のお客様に対する心遣いを大切にしながら、心のこもったおもてなしを行うことをモットーとしているのがこの宿の魅力。那智勝浦で獲れた新鮮なマグロ・地魚をたっぷりと味わうことができる料理にもこだわっているのがこの宿の魅力の一つ。家族で気軽に利用してみてはいかがでしょうか。