熊野那智大社は、熊野速玉大社と熊野本宮大社とともに熊野三山の一つ。社殿には、夫須美大神を主祭神とする「熊野十二所権現」を祀っています。八咫烏が石に姿を変えたといわれる烏石や、樹齢850年の大楠も見どころのひとつ。社殿には他にも「那智大滝」や「延命長寿の水」、「文覚滝」など多くの見どころがあり、じっくりと散策を楽しめます。春には「秀衡桜」や「枝垂れ桜」なども見頃を迎え、とても美しいものです。訪れた記念に「勝守」を買うのもおすすめ。
那智の滝飛瀧神社は、「日本三大名滝」、「日本一の名瀑」といわれる那智の滝の麓にある神社です。熊野那智大社の別宮で、那智の滝自体が御神体なので本殿はありません。また、拝殿もなく、滝の前に拝所があるだけとなっています。滝の右手には、国天然記念物の那智山原始林が広がり、那智山中の渓流には、60余りには多くの滝が架かっています。自然豊かな那智をゆっくりと散策するのもおすすめ。初級・半日・1日の那智ウォークコースも人気ですよ。
世界遺産に登録されている、熊野三山の一つです。縁結びの神様でも有名で、ぐるりと囲まれた朱色の社殿の姿は圧巻です。周りの木々のなかでその色鮮やかさが神様のいる特別な場所、ということを感じさせてくれます。ひとつひとつお祈りしてまわるのに忙しいですが、敷地内はさほど広くなく、境内までの階段などもなく、車で気軽に訪れることができるので、子ども連れの方にもおすすめです。
538段の石段を登っていった先に見えてくる神社。熊野速玉大社の摂社で、ご神体はごとびき岩と呼ばれる山上にある巨岩。途中人によっては手を使わなければ登れないほど急な所もあります。時間的には10分ほどで到着できるのですが、汗だくになるほど登るのは大変ですが、その先にあるのは素晴らしい眺めと雰囲気です。杖も置いてあるので、自信のない人は利用してもいいかもしれません。チャレンジ精神旺盛な子どもさんなら一緒に登る事ができそうです。
阿須賀神社は熊野川の河口付近にある、蓬莱山と呼ばれる小丘陵の南麓にある神社。境内には市指定天然記念物の「阿須賀神社のテンダイウヤク」や「蓬莱山の社叢」、市指定史跡の「阿須賀神社境内復元竪穴住居跡」などの見どころがあります。また、「徐福伝説」で知られる徐福が、阿須賀の地に上陸したとされ、境内には「徐福ノ宮」が祀られています。新宮市立歴史民俗資料館では多くの資料を展示しているので、併せて見学するのがおすすめ。
駐車場が見つけられなかったので、少し離れた場所に停めて歩いて行きました。雨が少し降っていて天気は良くなかったのですが、滝の迫力には天候関係なく感動です。是非お参りしてマイナスイオンを身体中、浴びてみて下さい。