熊野川舟下りは、世界遺産「熊野古道」のすぐそばの熊野川で、自然を満喫しながら舟下りができるスポット。舟下りは川舟センターから権現川原までの約90分のコース。途中には布引の滝や宣旨返り、なびき石、釣鐘石、飛雪の滝、畳石などたくさんの見どころがあります。また、国の天然記念物であるニホンカモシカがひょっこり出てくることもあるそうですよ。舟に乗る際は、安全装備を着用するので安心。熊野にきた記念にいかがでしょうか。
浮島の森は新宮市の市街地にある底なし沼に浮かぶ小さな森のことで、「新宮藺沢浮島植物群落」として国の天然記念物に指定されています。総面積約5000平方メートルと小さな森ですが、約130種類もの植物が茂っています。浮島の森には、「おいの」という美しい娘が大蛇に呑まれて底無しの穴に引き込まれてしまったという伝説があり、「おいの見たけりゃ 藺の沢へござれ おいの藺の沢の 蛇のがまへ」という俗謡が伝えられています。ちょっと怖い感じがしますが、森の中は周遊できるようになっているので、ぜひ散策してみてくださいね。