初代薩摩藩主島津家久が1602年に築城した城跡。JR鹿児島中央駅からバスで11分・西郷銅像前に下車し徒歩3分の距離、駐車場がないので公共交通機関をおすすめします。鹿児島城は「人をもって城となす」という方針から天守閣のない屋形づくりの建物で、形状が鶴の羽に似ていることから別名・鶴丸城と呼ばれています。歴史を感じることができる外堀や城壁があり、資料館も併設されているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
約260年前、18代知覧領主である島津久峰時代の武士小路区割の名残で、武家屋敷通りと屋敷庭園が保存されている風致地区。各屋敷が塁のように防衛障壁となるよう工夫されています。7つの庭園のうち森邸は築山泉水式庭園、他の6つは枯山水式庭園です。まだ人が住んでいるところが多いので、失礼のないよう気をつけて歩きたいもの。疲れたらひと休みできるお茶屋さんが道の中程にあります。 武家屋敷群は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、庭園は国の名勝に指定されています。