大分県の国東半島にある寺院です。奥の院の千手観音と、両所大権現にあやかり、昔から子授けの信仰があるので多くの人々が参拝に訪れる寺院です。必ず、夫婦が一緒に午の日に袋と供物と祈願料を添え、参拝するなわらしがあります。また、願成就された方は、毎年かならず一度は子供と参拝するというならわしも。旧暦の初午大祭は、昔から大変な賑わいで有名です。ぜひ訪れて参拝してみてはいかがでしょうか。
富貴寺は九州最古の木造建築物で、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。阿弥陀堂は日本三阿弥陀堂のひとつとされていて、国宝指定されている、仏の里くにさきを代表する文化財です。また、富貴寺は自然に囲まれているので、春は梅や新緑、秋はイチョウやモミジなど、季節ごとの景色も楽しめますよ。周辺には食事や休憩ができる「富貴茶屋」や宿泊施設「旅庵 蕗の薹」、観光スポットでは「熊野磨崖仏」や「真木大堂」など見どころが豊富です。
真木大堂は六郷満山の本山本寺だった馬城山伝乗寺の堂宇のひとつといわれています。藤原時代の傑作とされた真木大堂の9体の仏像は、国の重要文化財に指定されているので見どころのひとつです。真木大堂には古代公園や馬城山伝乗寺展望台があり、散策も楽しめます。御朱印帳や御守りなどの記念品も購入できるので、自分用にもお土産にも最適。周辺には「富貴寺」や「熊野磨崖物」などの観光スポットもあるので、いっしょに観るのがおすすめですよ。
文殊仙寺は、「三人寄れば文殊の知恵」発祥の地として知られる古刹。本尊の文殊菩薩は12年に一度だけ公開される秘仏。「知恵の母」として親しまれているので、子どもの成長祈願や進学祈願、合格祈願などで多くの参拝客が訪れます。岩窟から湧き出る冷水は、「知恵を授かり無事成長する」と言われる知恵の水で、その水を子どもに飲ませたそう。境内の梵鐘や銅鰐口、文殊仙寺石造十王像、仁王像は県指定有形文化財。見どころ豊富な文殊仙寺を散策しませんか。