那覇市民の台所として60年以上親しまれている市場。沖縄独特の珍しい食材から加工品、お菓子まで所狭しと並んでいて、見るだけでも沖縄の生活を感じることができ、観光の場所としても広く知られ人気のスポットです。2階は食堂街になっていて、沖縄料理メニューや、1階店舗で買った食材を調理してもらうことができます。盆暮れには通路が人で溢れかえるのが恒例の市場。活気溢れる沖縄の台所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
戦後の復興時に誕生し、現在も昭和の佇まいをそのまま残している市場。魚屋さんやお肉屋さん、八百屋さんに花屋さんなど、小さな昔ながらのお店が並ぶ市場はどこか懐かしく、心温まる風景。人情の深い町の人たちの魅力に惹かれ、虜になってしまう人も多いのだとか。屋台祭りや感謝祭など、楽しいイベントも盛り沢山。この市場を舞台にしたドキュメンタリー映画も製作されました。懐かしい魅力のいっぱいつまった市場をのぞいてみませんか?
国際通りは、お土産屋さんや沖縄料理店・スイーツ店などが立ち並ぶ沖縄一の繁華街。通りの入り口ではシーサーがお出迎え。1.6キロ続く通りには、離島を含めた県内のおいしいものが揃う「ショップなは」やよしもと沖縄花月が入っているエンターテインメント施設の「HAPiNAHA」、地産地消をテーマにした料理が味わえる「屋台村」など、1日では周りきれない程お店が充実。8月に行われるエイサーイベントも魅力。沖縄観光では外せないスポットです。
琉球王国・第二尚氏王統の陵墓。初代国王の尚円王の遺骨を改葬するために、息子の尚真王が建てたのが始まりです。板葺き屋根の宮殿を表した石造りの建物で、沖縄戦で大きな被害を受けた後、3年かけて修復されました。首里城にほど近い場所にあり、世界遺産にも登録されていますが、短時間で見学できるため混雑はありません。入口にある券売所で概要を詳しく展示。歴史を頭に入れながら見学すると、なんとも感慨深い気持ちになる静かな場所です。
NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地として多くの観光客が訪れる金城町の石畳。16世紀に首里城から沖縄本島南部への主要道路として整備されました。琉球石灰岩で舗装された道は戦争により300mの石畳が残るのみですが、周りには赤瓦屋根の古民家が立ち並び、琉球王国時代を偲ぶことができます。日本の道百選にも選ばれており、沖縄県指定文化財にも指定。首里城見学に合わせてぜひゆっくりと散策されてはいかがですか。
かつて首里の人々の生活用水として多くの人に使われていた大型の共同井戸。坂道を行き来する人や馬のオアシスとしても利用されていました。半円形の石積みの貯水池があり、崖下の岩盤の奥にある水脈から2つの樋で水を導き出す仕組み。石畳道はかつて首里城へと通じる主要道路であった真珠道(まだまみち)の一部で、昔の生活が感じられる場所となっています。石畳中腹にある樹齢300年の大アカギはパワースポットとして人気です。
国際通りの近くに位置する市場。戦後、県民の食の台所と呼ばれていたその当時の姿のまま、ノスタルジックな雰囲気を残しています。テレビや映画のロケ地としても登場していましたが、2015年度からの再開発が始まりました。敷地面積約千坪の敷地内外に、約250もの店が集まっており、野菜や果物を中心に、早朝から営業している飲食店や、食材、雑貨、衣料など様々。地元の飲食店などから愛されている穴場の市場です。
国際通りからひとつ中に入った場所にある沖縄を代表する公設市場です。買い物がメインと思われがちだが、鮮魚店や精肉店が軒を連ねており、スーパーとは一味違うので子どもの勉強になります。建物2階には食堂もあり市場で購入したものを調理してくれるので『食育』には最適な場所だと思います。