焼き物の町、有田町にある陶祖李参平を祀った神社。JR上有田駅から徒歩で20分ほどの場所にあります。他神社にはない磁器製の大鳥居に狛犬、大水瓶、欄干など、さすがは焼き物の町といった風情。なんと焼き物で出来たお守りも販売していますよ。春には500本の桜、秋には紅葉が楽しめることでも知られています。また、神社境内を列車が通過するといった珍百景も。10月には有田くんちと呼ばれるお祭りも開催しています。
14代まで伝えられている秘法である赤絵の調合・技術を使い作り出される色絵磁器。江戸期より350年の「色鍋島」の伝統と高い品格を今に伝えている窯元です。国の重要無形文化財保持団体の認定を受け、人々の日々の暮らしを豊かにするための陶器作りを行っているそうです。GWの有田陶器市には今右衛門古陶磁美術館にて展示や特別企画品が並びますので、ぜひ訪れてすばらしい陶器を眺めてみてはいかがでしょうか。
有田の大自然に囲まれた山の奥深くにある隠れ家的ギャラリー。四季の移ろいを感じる広いエントランス、近代的でスタイリッシュな建物はひときわ目を引きます。和と洋が絶妙に融合された空間には、岩永浩、横田勝朗、岡晋吾といった作家たちの個性あふれる作品と、オリジナルのものを展示・販売しています。毎日の何気ない暮らしに彩りを添える器がここに来れば必ず見つかるはず。陶器市や個展、企画展も開催しています。
伊万里川の清流を見おろす高台にある神社。神社の社殿は釘を一本も使わずに建てられている総木組建築の宮造り。境内にはお菓子の神さまで有名な中島神社があり、伊万里市出身の製菓王、森永太一郎の像が立っています。他にも境内には16の神々が祭ってあるので、全部探し出すのも楽しいですよ。毎年10月に行われる伊万里神社御神幸祭である伊万里トンテントンは五穀豊穣と豊漁を祈願するお祭りとして毎年多くの観光客でにぎわいます。