臼碆は、黒潮が日本で一番初めに接岸する場所といわれています。渦を伴いながらの激しい流れはとても雄大で見ごたえがあります。見事な花崗岩の断崖は、磯釣りのメッカとしても知られており、「釣りバカ日誌」の撮影現場にも使われたことでも有名。断崖下の磯辺は、釣りスポットとして人気があり、釣り場までは各地区から渡船が出ているほど。周辺には臼碆灯台や臼碆展望台など臼碆を楽しめる場所があるので、おすすめです。
大正3年に使用を開始した足摺岬灯台は、四国の最南端の足摺岬突端に立つ白亜の日本最大級の灯台のひとつで、岬のシンボル。「日本の灯台50選」にも選ばれています。断崖絶壁に黒潮が打ち寄せる様子は、迫力があって見ごたえたっぷり。周辺は足摺宇和海国立公園に指定され、太平洋の大パノラマを一望できる風光明媚の地としても知られています。植物も豊富で、遊歩道などから季節ごとの草花を楽しむこともできますし、「天狗の鼻」からは灯台を眺めるには最適です。