安芸市のシンボルである、明治時代に作られた時計台。明治20年頃、農作業をする人のため地主の畠中源馬が歯車から分銅まですべて自分の手で作り上げた時計です。現在は常時動いているわけではありませんが、のどかな町並みの中佇む姿は美しく安芸市を代表する観光スポットとなっています。野良時計前に季節の花を植える取り組みも行われ、ひまわりやコスモスなど美しい花々との競演も。無料駐車場もあり、子連れでも行きやすいですよ。ゆったりとした雰囲気を味わいに行ってみてはいかがでしょうか。
安芸市土居地区に残る武家屋敷が並ぶまち並みのことを土居廓中と呼びます。古い伝統的な屋敷が安芸城跡を囲んで直線状的に並び、現在でも江戸の雰囲気を味わえる貴重な文化財です。建物は高知の気候に合わせ、敵の侵入からも防ぐための工夫も見ることができます。もっとも古い「野村家」は唯一一般公開されている建物です。ぜひ、歴史のある建物とその街並みを訪れてみてはいかがでしょうか。