からくり師が巧みに操るからくり人形の実演が見学できる日本で唯一の実演場で、全国各地の重要有形民俗文化財の獅子頭が約800点あまり展示されている博物館です。江戸時代の小判や硬貨、まつり用具、山村の生活用具、美術工芸品なども展示しています。舞台裏見学やからくり体験も可能です。小さな子どもでも、じっくりからくり人形を見たり触れたり説明を聞いたりすることができますので、ご家族揃って楽しめます。
桜山八幡神社境内にあり、年に2回開催される高山祭の実物屋台など11台の屋台を4台ずつ4カ月ごとに入れ替えて常設展示している施設。国の重要文化財に指定されているため、ガラス越しでの見学となっています。巫女の衣装を着た女性が館内を案内してくれます。屋台の歴史や由来など分かりやすく詳しく説明してくれるので子どもも大人も楽しめます。また高山祭の資料を展示していて、当日の様子をビデオ上映しているので祭りの雰囲気を味わえます。
明治8年の大火の後に建てられた高山の標準的な町家。宮地家は代々米屋、酒屋などの商売を営みながら農業も行っていた半農半商の家です。間口は6.4m程度と狭く、奥行きが長い「うなぎの寝床」と呼ばれる造りが特徴で道路側から母屋、中庭、土蔵と並んでいます。一番奥の土蔵には当時使われていた農具などが展示されていて当時の。生活の様子が伺えます。開館日は土曜日、日曜日、祝日のみとなっていて無料で見学することができます。
合掌造り和田家は荻町合掌集落で最大規模を誇る合掌造りで、国指定重要文化財になっています。江戸期に名主や番所役人を務め、白川郷の重要な現金収入源であった焔硝の取引によって栄えました。館内ではそんな和田家の歴史や合掌造りの構造の説明などについて、案内人の方にお話を聞くことができます。また、囲炉裏の火は1年中欠かさず入れているので、囲炉裏の周りでくつろいだり、写真を撮ったりするのにぴったり。現在も住居として利用しているので、公開部分は1階と2階のみです。
合掌造り神田家は、飛騨白川郷にある合掌造りの見学施設。国指定重要文化財の和田家から分家して居を構えたのが神田家の始まり。館内にはとなりのトトロに出てきたような電話や、火見窓、根曲がりの梁、最大赤松の梁、玄関の石畳などたくさんの見どころがあります。合掌造りや神田家についての説明を聞くこともできますよ。見学の後は、囲炉裏の鉄瓶で沸かした湯を使用した自家製の野草茶を無料でいただけます。和田家と併せて見学してみてはいかがでしょうか。
大杉に見守られる、高山の日枝神社。春の高山祭りでも有名な神社です。天然記念物として登録されている立派な杉がこの神社のシンボル的存在です。飛騨国最古の城の城主が狩りの最中に老狼を見つけ、仕留めるために射った矢が獲物ではなく杉の木に刺さっており、その時の大杉が日枝神社の大杉という伝説があるそう。樹齢は1000年と言われ、その雄大さは圧巻です。自然に囲まれた神社の中で、自然の命について子どもさんとお話してみるのもいいかもしれません。
秋の高山祭で有名な櫻山八幡宮。お祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されています。境内には高山祭屋台会館があり、秋の高山祭に実際に曳き出される屋台が通年展示されています。神社自体もとても歴史があるそうで、言い伝えによっては聖武天皇が作ったとも言われるほど。建物もとても立派で、特に二の鳥居と呼ばれる石造の鳥居は1730年に奉納されたということで、歴史を感じる建造物となっています。古くから行われている祭事や建造物を見ながら、子どもさんと歴史について話し合ってみてはいかがでしょうか。
古くから「匠の里」として栄えた飛騨の匠たちの歴史や資料を展示。外観は匠の技を集結した趣き深いものとなっています。大和朝廷の時代から神社仏閣の造営に活躍した飛騨の匠たちの一本気な仕事ぶりや高い技術は、現在に受け継がれており、建築をはじめとする家具や一刀彫、陶芸、飛騨春慶塗りの展示物を通して知ることができます。体験コーナーでは、千鳥格子を組んだり、木組みのパズルに挑戦したりと大人から子供まで楽しめる内容になっています。
さるぼぼ神社は、子宝や安産のご利益があることで知られるスポット。高山グリーンホテルに隣接するおみやげ処「飛騨物産館」内にあるさるぼぼ神社は、安房トンネルを掘ったときの貫通石がご神体で、お参りをすると子宝や安産などのご利益に預かれるといわれています。境内にはおみくじもあるので、観光の記念にひいてみるのもおすすめ。館内ではさるぼぼグッズを購入したり、自分だけのさるぼぼを作ることもできるので、思い出になりますよ。
「中山道広重美美術館」は、岐阜県恵那市にあります。市内の浮世絵収集家である田中春雄さんが寄贈した歌川広重の浮世絵版画を中心に展示してあります。イベントも開催されており、スケジュール等はホームページで確認することができます。毎年行われている美術の美術講座もとても人気がありますよ。浮世絵刷り体験コーナーもあり、子ども達にも好評です。こども版画コンクールも平成15年から開催されており、たくさんの作品が集まっています。
岐阜県下呂市の下呂温泉街にあるギャラリー。毎年開催している「下呂温泉絵手紙コンクール」の応募作品を館内に900店ほど展示しており、無料で鑑賞することができます。また誰でも無料で自由に絵手紙を描くことができるようになっており簡単に絵手紙に挑戦することができます。下呂温泉に観光に訪れた際に立ち寄って、旅の思い出を絵手紙に残してみてはいかがでしょうか。家族で出かけてみるのがおすすめです。
美濃市駅から徒歩15分!美濃和紙あかりアート館は、1300年の歴史を誇る美濃和紙とあかりをテーマにした美術館。館内に入ると、わしを通したほのかなあかりに、重要伝統的建造物群保存地区に指定された「うだつの上がる町並み」が映し出されて美しい。ミュージアムショップでは和紙のあかりアートを販売。芸術性の高いアート作品ばかりなので、こだわりのモノを探している方にぴったり。国の有形文化財に登録された外観も見どころ。
御本殿、拝殿が国の重要文化財に指定されている神社です。約2270年前の神社ですが、現在の神社は1672年に再建されたものです。この歴史深い神社は、様々な神話が残っている土地に建っているので、近づくと自然にとても神聖な気持ちになります。子どもと一緒に訪れて、この神聖な場所を体感してみてください。日本の歴史を肌で感じることができること間違いなしです。歴史を学んでから出かけると、よりこの神社のことを理解することができます。
瑞浪インターから車で約3分の場所にある瑞浪市地球回廊は、地球が誕生した46億年前から現在まで再現した地下ミュージアム。全長240メートルのミュージアム内は、「地球史を飾った生物たち」「生命陸上への進出」「恐竜の楽園・息づく恐竜トリケラトプス」「日本列島ひとまたぎ」などのエリアに分かれています。ここに来ただけで46億年前にタイムスリップしたような気分に!冬は寒いですが、夏はひんやりしているのでおすすめ。
岐阜県郡上市にある鍾乳洞。東海地区最大級の石灰洞窟で、2㎞のうち700mの通路が公開されており、見学することができます。今もなお昔と同じサイクルで鍾乳石が成長しており、乳白色のものや透明度の高いものなど、色々な種類の鍾乳石を見ることができるのが特徴です。また最深部には地底滝があり、楽さ30mの滝を見ることができるなど、見どころ満載のスポットです。家族で出かけてみてはいかがでしょうか。