会津若松にある県内の文化財・有形無形の文化遺産を集めた博物館。鶴ヶ城のすぐ隣にあるので、お城の見学と合わせて見学することも可能です。入り口脇の福島県立博物館ティールームでは、コーヒー、紅茶、手作りケーキ、軽食などが食べられます。鶴ヶ城公園の美しい自然を眺めながら、ゆったりと休憩するのもいいでしょう。館内はバリアフリーとなっているので、車椅子、ベビーカー、小さい子どもと一緒でも安心。
新選組ゆかりの七日町通りにある、店蔵(明治22年築)を利用し、1階はレトロ感漂う「骨董 むかしや」、2階が「会津新選組記念館」になっています。ここには会津藩や新選組の資料をはじめ、来援した旧幕府軍・奥羽越列藩同盟軍、来攻した新政府軍等の貴重な資料を入れ替えながら展示しています。修学旅行生や観光客に大人気の「新選組羽織」を着用しての記念写真撮影、子どもも大人もなりきって撮影してみてはいかがでしょうか。
江戸時代に栄えた会津藩の武家屋敷跡が残る場所。松平家家老屋敷には、各部屋に実際に使われていた調度品が置かれ、当時の生活の様子を垣間見ることができます。また、旧中畑陣屋はかやぶき屋根の家屋で、伊吹町から移築復元された建物です。その他にも会津歴史資料館や第二資料館、くらしの歴史館といった建物が集まっており、観光はもちろん子どもの自由研究の題材としても最適な場所です。家族での旅行に足を運ばれてはいかがでしょうか。
1803年に建設された会津藩の藩校を忠実に復元した施設。日新館は儒教を中心に医学などを総合的に教え、優れた人物を数多く輩出しました。その当時の孔子を祀った大成殿や素読所などを復元し、当時の学習の様子を見学したり、茶道、座禅、弓道などの体験や「赤べこ」の絵付け、起上がり小法師の絵付けなどができます。日新館に関する面白いクイズカードが子どもに人気なので、子どもと一緒に日新館について学んでみてはいかがですか。
「白虎隊記念館」は、福島県会津若松市にあります。昭和31年に会津出身の弁護士、故・早川喜代次氏によって創立された史料館です。戊辰戦争における白虎隊をはじめとする会津藩の悲劇を後世に正しく伝えたいという思いから、私財を投じて作られました。白虎隊以外にも、戊辰戦争関係の様々な史料(遺品、遺墨、写真)などやジオラマなどを展示しています。年中無休でやっています。新鮮組の史料もあり、歴史ファンには必見の記念館となっています。
会津や福島県の歴史や文化を学べる。事前申し込みが必要だが公開体験学習もできる。