岩手県遠野市にある体験型施設。江戸中期以降に建てられた茅葺屋根の曲り家をそのまま移築しています。村内には小川が流れ、田畑、炭焼き小屋などがあり、かつての遠野の山里が再現されています。遠野の文化と伝統を守る人「まぶりっと(守り人)」達が、魚のつかみ取りや陶芸、そばうちなどの体験を優しくサポートしてくれますよ。子どもでも気軽に参加できる昔話も。夏休みの思い出づくりに足を運んでみてはいかがでしょうか。
岩手県遠野市にある曲り家。曲り家とは、馬と人が共存して生きていた江戸時代に建てられた母屋と馬屋が一体となったL字状の建物の事。中でもこの千葉家は馬屋部分が一般公開されており、映画のロケ地としても使用されています。石垣の上にそびえ立つ茅葺屋根は圧倒的な存在感がありますね。平成28年度からは大修理工事が行われる予定で、今後10年間は通常の公開が出来なくなるので、この機会に是非一度見てみたいですね。
遠野の昔話の世界を五感を使って楽しめる場所。それが、とおの物語の館。遠野の周辺で語り継がれてきた昔話が、文字だけでなく、映像や立体模型などで遠野物語の世界観を表現されており、足を進めていくとどんどん物語の世界へ引き込まれていきます。また、物語の作者、柳田國男の生涯を説明した展示も。子どもが読みやすいように物語を表現した絵本もあり、子どもも物語や館内を理解しやすい工夫がされています。また、語り部による昔話を聞くことができる劇場やお食事処、ギフトショップと施設も充実。昔話を体感しに、子どもさんとお出かけしてみてはいかが。