貞観2年に第三世天台座主慈覚大師円仁が開いた、天台宗の東北を代表する霊山で、「山寺」と呼ばれる御山全体に広がる寺院です。「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という松尾芭蕉の句でも知られ、国の重要文化財に指定されています。毎年元日には早朝から多くの初詣客で賑わいますが、積雪を予想して登山口に大・小の長靴を無料で用意してくれます。雪でなくても、1000弾を超える階段を登るので、歩きやすい靴をお勧めします。
101人乗りという大型ゴンドラからのパノラマは、美しく大迫力。そんな体験をできるのが、蔵王中央ロープウェイ。四季折々の山の表情を余すところなく眺められる空中散歩は、あまりの美しさに時間を忘れてしまいそうなくらい。ゴンドラの窓は大人の腰下くらいから作られているため、子どもさんでも簡単に景色を見ることができます。また、中も広いため小さな子どもさん連れでも安心して乗ることができます。また、こちらのゴンドラは小型~中型のペットも一緒に乗ることができます。大切な家族と大自然を楽しみにお出かけしてみてはいかが。
雄大な大自然の真上を空中散歩するという贅沢な体験ができる乗り物、蔵王ロープウェイ。ところ狭しと生い茂る森林の真上を、リフトのような開放感のあるゴンドラに乗って移動する蔵王ロープウェイ。春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は樹氷、と春夏秋冬それぞれの絨毯を敷き、素晴らしい景色を堪能できます。また夕暮れに乗車すると、夕陽が周囲を染めながら落ちて行く様子が360度見られます。窓も大きく景色が見やすいため、子どもさんも景色を存分に楽しめること間違いなし。
とても貴重な建物と展示品が5棟の建物に分かれて展示されているという、一風変わった美術館、わらべの里歴史と文化の美術館。明治天皇が東北行幸の際に休息の場とした行在所、庄屋の蔵には高貴な女性が使われた調度品類、雅の館では山形城主の縁の品々と、それぞれの棟で様々な展示が見られ、また展示されている建物の趣も素晴らしいものがあります。彌平治亭にはお食事処もありますので、歴史ある建物の中、一休みするのもおすすめです。子どもさんと歴史ある建物や展示品を見ながら、昔の暮らし方など話し合ってみてはいかが。
1015段をゆっくり登れば子供でも登れます。